徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

太陽がいっぱい

2008年06月29日 | ★★★★



太陽がいっぱい
おすすめ度
製作:1960年 フランス イタリア
製作:ロベール・アキム
原題:Plein soleil
監督:ルネ・クレマン
脚本:ポール・ジェゴフ ルネ・クレマン
出演:アラン・ドロン マリー・ラフォレ モーリス・ロネ エルヴィーレ・ポペスコ
キャッチコピー:ギラギラと輝く太陽の下  青春の野望をのせてドロンの眼がきらめく 

昨日せっかく「リプリー」を観たので、今日は引き続き「太陽がいっぱい」をば…。

中学時代の友人のフィリップ(モーリス・ロネ)を、彼の父親に雇われ連れ戻しに来たトム(アラン・ドロン)。しかしフィリップは父の元へ戻る気などさらさらなく、親の金で毎日遊び回っています。トムは金目当てにフィリップと行動を共にすしますが、自分ややフィリップの恋人マルジェ(マリー・ラフォレ)に対する傍若無人な態度に怒り、ついにある「計画」を実行する事を決意します。

監督は「禁じられた遊び」のルネ・クレマン。今さら言うまでもない名作中名作ですね。海と空と船と日焼けした色男が大いに堪能できます。

初めてこの作品を観たのは今から約20年前ですが、観終わった後暫く頭から離れなかったのを今でも鮮明に覚えています。栄光と崩壊が一度に押し寄せるエンディングがとても衝撃的でした。叙情的なテーマ曲はとっても有名ですよね。

アラン・ドロンが演じるトムはとっても上昇志向の強い男で、自分の「罪」に対してほとんど罪悪感がないんですね。ハングリー精神旺盛でとってもギラギラしています。



アラン・ドロンのこの表情!
シェクシー&デンジャラスです。


ヒロインのマリー・ラフォレ。
可憐で清純な雰囲気が素敵です。


悪ーい顔です。
女性捜査官を利用し、トムは計画を進めて行きます。



セミヌードと「はだけ率」がとても高い。
お国柄でしょうか?
ちょっとお眠なアラン・ドロンも可愛らしいですね。

すごくどうでもいい事ですが、人を殺めた後にトムってば必ず何かを食べるんですね。そういう時って本当にモノを口にする心境になるのかな??(確か「親切なクムジャさん」にもそんなシーンがあった気が… 汗)

…って。何だか作品の感想とは少し(かなり?)離れちゃいました?


太陽がいっぱい@映画生活
前田有一の超映画批評



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