まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

「星堕つる丘」 (# 65)

2011-08-25 21:15:32 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
どもども、お今晩は~。

まだ8月だというのに、夏なんだか秋口なんだか分からないような天候ですが、
皆さま、いかがお過ごしですか。

本日は「星堕つる丘」です。

夏はそんなに星が見える時期ではないのですが。
街中では特にね。

それでも、8月終わるまでまだ1週間ある今日、
夏休みの自由研究やらプラネタリウム、子供のころに感じた夜空の神秘、
夜風に香る草いきれ、そんなものを思い出して頂けたら、
と思って選びました。

楽しいよね。
夏って。

この甘い夜風が。
見えないけど確かにある星空が。
心の耳に届く星の歌が。

あなたに届きますように。


2010年8月6日ついったー投稿 「星堕つる丘」

星が堕ちるよ 星が降る
 
しゃらしゃらぱりんと音立てて

大人になりたかった子供が
 
堕ちる星に手を伸ばす
 
子供でいたかった大人が
 
砕けた星のかけらに指焦がす
 
見果てぬ夢の幻に 囚われ浮かされ
 
どこにも行けずただ立ち尽くす


星堕つる丘を知ってるかい?
 
星のささやきを聴いてはいけない
 
星の輝きに魅入ってはいけない
 
大人になった大人は
 
痛みを振り捨て丘を降り
 
そうして 

永遠なる地へと 歩を踏み出すのだ



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コメント (2)
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