ども、お今晩は~。
寒いですね!
でも、街はウキウキのXmas気分一色・・・でもないか。
もうお正月用品売ってたりもする、そんな不思議国家日本からお送りしてます、
皆さまお元気ですか。
せっかくの週末なので。
こんなサイト見つけてきました。
NORTHPOLE.COM
サンタの村に遊びに行ってみませんか?
さあ、Xmasまであと17日!
アドヴェントカレンダー8つ目の窓を開けましょうね。
2013年12月1日~ブログ直接投稿 「魔法のインク」 その8
怒り 哀しみ 自責 絶望
圧倒的に 暗くて重たい念が
どこからか インクに押し寄せて
インクを 激しくかき回した
インクは 真っ黒になっていた
<つづき>
素晴らしい と女王は言った
見よ この全てを排した闇の色を
これほどまでに 自らを否定できるのも
ひとつの力なのじゃがな
もう聞こえておらぬか と女王は笑った
そなたの絶望に 手を貸してやろう
女王はインクつぼに 指を走らせた
女の子と死んだ狼の姿が 浮かび上がった
それがそなたの罪 見たい夢
罪の夢に囚われ 存分に闇を深めると良い
さあ 望み通り役に立ってもらうぞ
女王はインクを手に 小鬼を供にして
地下へ 地下へ・・・と降りていった
氷の階段はすぐに 岩を削ったものとなり
地下の薄暗い洞窟へと 続いていった
洞窟は上の広間と 同じくらい広かった
粗い岩肌は 一面何かの模様に埋め尽くされ
洞窟を 黒く染め上げていた
床の中央に 大きな大きな時計がひとつ
ぼんやり光って 洞窟を薄く照らしていた
それは 家が一軒入りそうな
全く 大きな時計だった
女王の目の前で 針がぴくっ・・・と震え
わずかに進んで また動きを止めた
女王は 白い眉をひそめた
どこかで 呪術が薄くなっていると見える
心弱き人間どもめ だらしのない
女王は いらだった目を小鬼に向けた
小鬼よ 薄まってる箇所を見つけるのだ
小鬼は頭を下げ 駆けだした
<つづく>

人気ブログランキング ← 小鬼さん、こっちですよー。
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インクは 真っ黒になっていた
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素晴らしい と女王は言った
見よ この全てを排した闇の色を
これほどまでに 自らを否定できるのも
ひとつの力なのじゃがな
もう聞こえておらぬか と女王は笑った
そなたの絶望に 手を貸してやろう
女王はインクつぼに 指を走らせた
女の子と死んだ狼の姿が 浮かび上がった
それがそなたの罪 見たい夢
罪の夢に囚われ 存分に闇を深めると良い
さあ 望み通り役に立ってもらうぞ
女王はインクを手に 小鬼を供にして
地下へ 地下へ・・・と降りていった
氷の階段はすぐに 岩を削ったものとなり
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洞窟は上の広間と 同じくらい広かった
粗い岩肌は 一面何かの模様に埋め尽くされ
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ぼんやり光って 洞窟を薄く照らしていた
それは 家が一軒入りそうな
全く 大きな時計だった
女王の目の前で 針がぴくっ・・・と震え
わずかに進んで また動きを止めた
女王は 白い眉をひそめた
どこかで 呪術が薄くなっていると見える
心弱き人間どもめ だらしのない
女王は いらだった目を小鬼に向けた
小鬼よ 薄まってる箇所を見つけるのだ
小鬼は頭を下げ 駆けだした
<つづく>
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