六枚目のコイン

つぶやき、趣味,占星術,

四段掛けを日盤で見る

2024年02月27日 12時25分59秒 | 運命学+占星術

前回の問題(十)を、日盤で鑑定します。
 

結果をさらに早く、
一発で見つけてしまおうという早技ですね。
これを習得することで、
相談者と敏速に対応していこうという試みですね。

前回で使った日盤をそのまま拝借して、
出た卦の暗示をすべて使います。
例えば、
本命星の八白土星は艮宮に座していますので、
「この人、偏屈で交際しにくい面あり。また、外見物堅いが、疑い深く、なにごとも敏速に処理し難い人である」

こういう暗示が出ています。
また「これまで災難続きで、あたらしく事を始めようとするが、諸事滞りがちである」
こういう暗示も出ております。

疑い深いというのは、
反対を言えば、慎重であるという意味でもありますから、
物事はすべて裏表があるわけで、
それが良く出たり悪い結果となったりするのですね。

全てを採用する必要はありませんが、頭に入れておくと、
あとでヒントになることが多いと思います。

また次の、
七赤金星が兌宮に入ると、
「掛け合い事は結果悪し」
「子供との縁薄し、もし子供有ればその子供のために難儀する」
「他からの強い怨恨あり」
「家庭不和、色情の悩みあり」

こういう卦が出ております。
家系にある怨恨の念が、
こういう子供との縁が薄い因縁を生じているようです。
これらが、
結婚に悪影響を及ぼすという、
下地になっているのではないかと思われるわけです。

その他も、
同じように応用していくのです。
そして、総合的に判断していく。
答えだけだったら、すぐ出ます。

それをどのように使ってアドバイスするか、
これが大切ですね。

そして、
占いには、「三禁」というものがあります。
一つ、人の死を言わないこと
二つ、姦を言わないこと。
三つ、盗を言わないこと。

この三つを破れば、もし裁判になったとき、
有罪となりますから、十分に気を付けることです。
基本的に、占いは科学的根拠にならないのです。
ですから、虚偽の罪になるのではないかと思うのです。
「教唆」というんですか?

とにかく、
この三つのタブーはしっかりと守ることが大事ですね。

以上で終わります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 弟の人事について(その九) | トップ | 占断に必要な条件 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿