町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

理想郷

2021年06月22日 17時50分34秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。





司法書士になる前はここまでとは思っていなかった。

盲目的に司法書士を目指していた。

そこには出来上がった世界があると。

いや、そんなことすら考えることもなかったかもしれない。

国家資格である司法書士の世界は既に完成されているに違いない。

そこで”司法書士”をするんだ。




しかし、現実はそうではなかった。

あれ?めっちゃゴチャゴチャしてるじゃん。。。

ワチャゴナドゥーじゃん。。。

そりゃそうだ。

何を勘違いしてるんだ。

完全なものなどそうありゃしない。

考える余地も与えられないほどの完全という大前提を覆された。

そもそも法律が不完全であるのに、その法律を扱う司法書士が完全なはずがないし、司法書士である前に皆人間であるわけで、これまた完全なはずがない。

そもそも完全ってなんやねん。




誰もがそうであるように、どの業界でもそうであるように、司法書士の世界も例外ではなく様々な問題を抱えている。

理想を追いかけながら現実と戦う日々。

理想が近づいたと思えばまた遠のいていく。

その繰り返しで決して理想郷にはたどり着けない。

そうして引退していく。

そして次の世代へ。




もがきながらも日々の小さな進歩に歓喜していた先人達を想像しながら、その汗と涙を無駄にしてはいけないなと感じます。

法諺に「権利の上に眠る者は保護されない」というものがあります。

僕が毎日のように司法書士として仕事ができるのは当たり前ではなく、司法書士でありつつける努力をしないといけない。

それは法律や実務における知識と技をアップデートするだけではなく、根本にある僕を司法書士たらしめている制度自体も然り。

司法書士制度は確固たるものではなく、司法書士として仕事ができる環境をただ享受しているだけでは、やはりそれはダメなんだと思います。




こんな事ばっか言ってるから「副支部長やってほしい」って勧誘されちゃうんだろうな。











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