9月の1週目に帰厩予定だった
マーリンシチーが未だに帰厩できないので、クラブに要望として
転厩のお願いをメールしてみました。所属馬の転厩が
簡単な話ではない、ときには厩舎との関係を断つことにもなる
デリケートな話と承知した上で、それでも佐々木厩舎から出してもらえないだろうかと。
マーリンが帰厩させてもらえないのは入れ替える馬がいない
絶好調の厩舎事情で、ならば佐々木先生の温情にすがり出場機会を求めて移籍させてもらえないだろうかと思った次第です。
今年の佐々木厩舎は過去最多勝となる2007年(30勝)のペースを上回る勢いで勝っており、オープン勝ち、重賞勝ちと中身もかなり濃く、
出走即勝ち負けの馬、予定のレースがある馬だけで手一杯なんだろうと想像しています。トランプの大富豪で配られたカードのうち一番小さい数が「10」だというくらい贅沢な状態なんだろうと。
このまま転厩せずレースに出られても掲示板を外し優先権が取れなければすぐに帰厩の保証のない放牧に出されることになり、元来叩き良化型のマーリンにはちょっと居心地の悪い環境だと思います。マーリンは在厩続戦時中1週で使われることが多く、またそれで結果を残しているように思いますが、平井先生のところくらい厩舎に置いてもらえれば中1週でも中3週でも馬の調子に合わせた出走を期待でき、そういう環境に置いてやれたらとも思う訳です。中1週や2週でマラソン大会に出る方が調子が良いという方もいるでしょうし、中4,5週は欲しいという方もいるでしょう。肉体的にはともかく精神的にフレッシュな状態で使ってやることが長く競走生活を送る上で不可欠だと信じております。
競走馬はレースを使うことで強くなる、フレッシュな精神状態でレースに臨むことで長く走れる、と思っているので平井厩舎に転厩したミシュランが半年で9走しているのを見ると、走りたそうなら走らせる、休みたそうなら休ませる、という馬に合わせた出走ができる環境が選べないものなのかなと思います。今週の新潟500万下ダート1800m戦が6レースあり出走頭数が7~10頭であるのを見て
「なぜここを使ってやれないのか」と思ったのが今回のメールのきっかけです。
競走馬として一番の充実期であろう5歳秋にマーリンの競走生活が充実したものであらんことを祈っております。
マーリンシチー(父キングカメハメハ)牡5 佐々木晶
21戦2勝(2-3-5-1-2-8)500万
ミシュラン、グロフラ、チタなど厩舎で戦力外なら簡単に転厩だけど、その逆はなんでそんなに簡単じゃないのかな?