備えあれば憂いなし

2020-01-25 23:57:42 | 日記
 今日が、議会報告会の最終日、午前中は、東町公民館。午後は、中島下公民館でした。

 今回参加者の方々から出たのは、「ハザードマップ」の問題。 これはH28年に策定され、1000年に一度の300mmの大雨が降って、阿武隈川が決壊したことを想定した避難地図です。しかし、それからたった3年で、400mmを超える雨が降ってしまった事実。
(A^_^; 一時避難場所に、ホテルや病院までもが要望されていました。これほどの緊迫感は、台風第19号襲来前には考えられなかったことです。参加の皆さんも危惧していらっしゃった通り、”これからは、1000年に一度の災害が毎年来る”と思って、準備をされた方が良いようです。

 また、今日の新聞では、「宮城沖M7.4 30年内60%」と大地震の予知が出ていました。


 大型台風、大地震・・・地球がへんてこになっています。

 堤防のかさ上げ、阿武隈川や支川の浚渫、排水機場の能力向上、高台の避難所など、議会報告会で頂いたたくさんの要望やご意見は、新しい防災マニュアルや、治水計画に載せるように提案していきます。その一方で、何が起こるか分からないご時世、”心の備え”も重要だと思わずにはいられません。

「備えあれば憂いなし」です。自治体に助けてもらおう等とは考えず、”自分の命は自分で守る!”気概で、これから生き延びていかねばならないと感じました。食料も自給自足。・・なんか・・そんな時代が来ているように思うのです。

中学生が市長に!?

2020-01-25 07:46:30 | 日記
 角田中学校で行われた「財務教育プログラム」(by 東北財務局)を見学してきました。

「今日は市長になって、角田市の未来をよくするために、まちの財政を考えていこう!」がテーマ。

 難しいのかな?と思ったら・・タブレットに予算を入れていく・ゲーム感覚の授業でした。財務局の方は、角田市の財政・まちづくりをよく理解していて、生徒のみなさんも違和感なく「市長」になっていました。(笑)


 私達市議グループも1個、タブレットをお借りして、財政のシュミレーションをしてみました。面白い!(*^o^*)b 歳出の児童手当をアップすると、人口が500人増えたり、新病院の建設をすると、10億円歳出が増えたり・・。これ、議会事務局に一個ほしいです。待ち時間の時に、頭の体操になりそう。


 歳入合計124億円のうち66億円は国からのお金。市民税や固定資産税など自分たちで稼ぐお金は、48億円と半分以下。あとは借金です。これが日本経済新聞のワースト9位につながっているのですね。

 発表した中学生6グループの内容です。
①子育てのしやすい街にする(出産支援を増やす。敬老祝い金を無くす)
②健康で長生きできる街にする(運動場の整備、高齢者支援をして、代わりに市民税上げる)
③住みやすい街づくり(子育ての負担を減らす。生活保護を手厚く、ふるさと納税のPRをして歳入を増やす)
④若者がキラキラする街にする(婚活支援、事業を委託する)
⑤若者を増やし街を活性化する(子育て支援のアップ、ショッピングモールを作る、代わりに高齢者支援を減らす)
⑥子育てが充実した街にする(子育て支援の額をアップする代わりに、他の事業を大幅にカットする)

 う~ん。なるほど!よく考えられています。財務局の方も、上手に褒めていました。
 
 中学生のみなさん!是非「市長」になって角田を救ってください。未来はみなさんが創るんですヨ。(*^_^*)v