全員協議会

2020-01-28 23:54:45 | 日記


 私にとって2回目の”全員協議会”。今回の案件は「角田市の学校適正規模」と「水道料金の改定」についてです。まず、学校の統廃合。

 複数の同僚議員から①市民の理解がまだ十分でないのでは? ②特別措置として、統廃合先の学校へ入学を認めた場合、スクールバスの運行はあるのか?の質問が出されました。つまり、開始はもう一年先延ばしする、市で認めた措置ならスクールバスは出すべきだ、という考えです。

 一方で他の議員から「すでに統廃合の開始時期を一年先延ばししている(だから今年やらなくては・・)」と聞きました。

 私からは、”基本構想”に市の意志が感じられなかったので、「児童生徒の減少(少子化)を食い止めるために、市はどんな努力をしたのか?これからどんな施策をするのか?」を聞きました。しかし、これは一般質問の内容に当たるということで、答えてはもらえませんでした。

 私の質問の根底には、”市は根本的な問題の解決に目を向けず、目先の問題を処理することに時間を費やしている”という想いがあるのです。市の意志が反映された”基本構想”ならば、例えば「○○に努力したが減少は食い止められず」とか、「今後、○○の施策をするので10%の増加が見込める」とか、例えば「学校統合をした後は、学力向上の計画がある」とか、何らかの一文をいれてほしいんです。”人口減少だから仕方ない”ではなく、”角田市全体の戦略の一つとして、統廃合を行うんだ”、という明確な意思が必要なんです。理解してもらえないかな・・・。(A^^;

 市民に対し、ポジティブで安心できる統廃合計画になるまで、もう少し時間が必要かと思います。また冒頭で、市長が概要説明をされているので、今回の統廃合は、教育委員会にとどまらず市の長期総合計画のひとつ。市長には質問にお答え頂きたかったですネ。

 私も質問の仕方を勉強して、次回に臨みたいと思います。
m(__)m

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 次に「水道料金の改定」について、です。

 来年度から仙南地区の広域水道供給料金が値下げになることで、家庭用で基本料金100円、超過料金で10円値下げになるとのことです。角田市は水道料が他と比べ高いので、値下げは歓迎ですね。
(*^_^*) さらに市内の企業に「大口水道利用者減額制度」を設けて、”水道事業の経営基盤の強化をすすめ健全な企業経営、安定的で、安全な水の供給に努める”という提案がありました。

 私の意見です。角田の企業さんは、経費で水道代を賄って健全経営されているので、「大口水道利用者減額制度」は必要ないと思っています。(企業さんも今回の措置で、基本料金100円、超過料金5円の減税の対象にもなっています)営業用と団体用の水道使用は増加傾向にあるとのことなので、その分、他地域より高くて常時問題になっている、角田市の家庭用水道料に還元して頂きたいと思います。また、角田独自の下水道(農集排)使用料を無料にしてもらった方が市民は助かります。特に、農家の負担を減らしてあげたい。

 既存企業さんは、特別措置をせずとも大丈夫です!水道料で経営上問題があれば、市へ要望されるでしょう。今後、新規の企業誘致の際には、利用してもよいかもしれません。

 みなさんは、「大口水道利用者減額制度」をどう思われますか?(*^▽^*)?