舞姫

ひぐらし日記

国産ワクチン開発状況 第一三共 mRNAワクチン

2021-10-11 | 日記
 第一三共のワクチンは、ファイザー製、モデルナ製と同様の高い有効性が期待できます。これまでの接種実績を踏まえても、mRNAワクチンは日本で開発が進む他のタイプのワクチンと比べ、現実的に高い効果が期待できます。いったん開発に成功すれば大量生産が容易になり、変異株が登場した場合、それに合わせた開発が他のタイプより比較的容易になることも大きなメリット。

 一方、第一三共が開発中のワクチンは、【ウイルスと感染者の細胞が結合するスパイクタンパク質の先端にあたる受容体結合部位(RBD)に的を絞ることで、余計な抗体の生成を抑え、米2社のワクチンに比べてより効率的に中和抗体を作れる効果】が期待されている。
 「いかなる変異であっても、バインド(結合)する部位は一緒であり、バインドに対する阻害活性をより上げたいということから、そこに特定した」との説明。


国産ワクチン開発状況 アンジェス DNAワクチン 補助金

2021-10-08 | 日記
 接種したいワクチンを自分で選べる未来へ
 創薬ベンチャーのアンジェスが開発を進めるのは「DNAワクチン」。

「人工的に合成したコロナウイルスの遺伝情報(DNA)の一部を体に打ち込み、免疫反応を呼び起こすワクチンです。他のタイプのワクチンが2回接種を想定するなか、アンジェスのワクチンは2~3回接種を想定しているようです」
 動物実験で使われたアンジェス製のワクチン、創薬ベンチャーが開発!

 【主な国産ワクチン開発状況(By厚労省の資料)】
 企業名      ワクチンの種類               目標 生産体制整備の補助金額
塩野義製薬    組み換えたんぱく    第3相臨床試験を2021年内に開始 223億円
第一三共     mRNA          第3相臨床試験を2021年内に開始 60.3億円
アンジェス    DNA           93.8億円
MKバイオ      不活化         第3相臨床試験を2021年内に開始 60.9億円
VLPTジャパン   mRNA         第2/3相臨床試験を2021年度内に開始 143.4億円


フィルム型の『ペロブスカイト』太陽電池で世界最高のエネルギー変換効率

2021-10-07 | 日記
 カーボンゼロへ フィルム型太陽電池で世界最高のエネルギー変換効率。東芝「ペロブスカイト」15.1%達成
 広く普及しているシリコン型太陽電池並みの変換効率を実現。東芝は2025年までに、変換効率が20%以上で、受光部の面積が9平方メートルのペロブスカイト太陽電池の実用化に向けて研究開発を続ける。発電コストは1キロワット時当たり20円以下を目指す。
 開発中のペロブスカイト太陽電池は軽量で柔軟性があり、オフィスビルのや強度の低い屋根などに設置できる。太陽光導入のボトルネックとなっていた適地減少の解決策として期待される。
 東芝のペロブスカイト太陽電池はヨウ化鉛とヨウ化メチルアンモニウムを混ぜた独自のインクと製造装置を開発し、均一な膜の形成に成功。その結果、電流値が上昇し、従来品に比べて変換効率が1ポイント向上した。インクを塗る速度も、量産化に必要とされる1分当たり6メートルを確保した。
※ホシデンもペロブスカイト型太陽電池事業に参入


祝ノーベル受賞! 地球温暖化予測、今求められている時だ❕

2021-10-06 | 日記
 真鍋淑郎氏にノーベル物理学賞  気候変動、温暖化予測のモデルを開発
地球温暖化の予測法開発❕

 2021年のノーベル物理学賞を、コンピューターを使って地球温暖化を予測する気候モデルを開発した真鍋淑郎氏(90)らに授与と発表された。
 気候モデルは国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の温暖化予測にも使われ、環境問題に対する意識の高まりや持続的社会への転換などに貢献した点が評価されたと。

 真鍋氏は1969年、大気循環と海洋循環のデータを組み合わせてコンピューターによるシミュレーション(模擬実験)を行い、気象予測を行うプログラムである気候モデルを世界で初めて発表した。89年には、地球の大気に含まれる二酸化炭素濃度が徐々に増加すると、全球的に気温が上昇することを気候モデルを使って示した世界初の温暖化予測を論文発表し、世界に衝撃が走ったと。

 気候モデルは、IPCCが90年にまとめた第1次報告書の温暖化予測に使用され、温暖化問題への関心が一気に高まる原動力に❕

 92年の国連機構変動枠組み条約、97年の京都議定書などの採択につながった。現在も世界中の研究者によって、さらに高度なモデルの開発が続けられ、気候変動予測に役立っていると言われる。


国産ワクチンの開発状況 塩野義 遺伝子組み換えたんぱく

2021-10-05 | 日記
 感染症対策でワクチン、治療薬、診断薬の3つを手がける世界唯一の「総合感染症メーカー」である塩野義のワクチンは、『遺伝子組み換えたんぱくワクチン』と呼ばれ、遺伝子組み換え技術を使って合成したコロナウイルスのたんぱく質を打ち、免疫反応を起こす方法。

 遺伝子組み換えたんぱくワクチンの製造法は、これまでインフルエンザやB型肝炎など多くのワクチンで用いられ、臨床研究も豊富です。 すでに確立された技術を用いる。大量生産の準備も岐阜県内に新工場を建設。年末までに3000万人以上の生産体制の構築確立する。
◇予防ワクチンでは国内治験の進展を発表し 、最終治験は年内にも開始、ワクチン提供は年度内開始を目指すというが…。変異株の動向も読めないなか、過度な期待は禁物だ。

 総合感染症メーカーの塩野義はベンチャーと共同で、ワクチンの成分を鼻の中に噴霧する接種する「経鼻ワクチン」の開発も進めている。
 さらに、「コロナ飲み薬1000万人分、軽症の在宅療養に対応、国内外で生産体制整備」(日本経済新聞8月25日付朝刊)と伝えられた。