MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

名残の紅葉と蝋梅の開花

2014年12月07日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

10日ぶりに二十一世紀の森と広場に出かけた。

前回行ったのは11月27日なので10日ぶりなのだが、
見頃だった楓の紅葉はほぼ終わり、
27日には開花していなかった、蝋梅が開花していた。


名残のコスモスは花弁をつけたままひっそりと立ち枯れしており、
いよよ二十一世紀の森にも冬将軍がやってきたようである。


巻頭の写真のように「名残の楓」もあるので写真にはなるが、
それも今週中には散ってしまうものと思われる。


散紅葉も11月27日の錦のような華やかさは無い。


谷津特有の湧き水で出来た巾1mほどの小川に、
散紅葉が流されている光景は儚いとしか言えようが無いのだが、
それでも、「よどみに浮かぶうたかた」よりはずっと美しいと思う。


遊歩道を歩いていると20m程先に、黄色の蝶が飛んでいるのを発見。
立ち止まって暫くその飛翔を追っていたが、
なんと2mほど先の遊歩道脇の枯草の上に舞い降りた。

取り敢えずの一枚を離れた場所から撮り、
更に近寄って撮ろうとしたが、
直ぐ近くを通過したランナーの風に驚いて逃げてしまった。
蝶はモンキチョウで、越冬中のようだった。


他の草叢を歩いていると今度はバッタが跳ねたが、
寒いのでさほど遠くには飛べない。
カメラを近づけて写真を撮ろうとしたが直ぐに逃げたので、
捕まえて、日の当たる青草の上に移動すると・・・・・
太陽の温もりが良かったのか、今度はカメラを近づけても逃げることは無かった。

このバッタは「土蝗(ツチイナゴ)」で目の下の模様に特徴がある。
秋に成虫になりそのまま越冬するという習性があり、
春一番に見られるバッタの多くはこの土蝗であることが多い。


なお、本日の写真はすべてCANON-A650isで撮っています。
ということで、これまでのSONY-A57との発色の差があるようです。

僅か10日間の気候の変化は急で、外出には手袋やダウンウェアが必要となり、
インフルエンザの流行期にも入ったという。
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