メインで使っていたA-57のAF(オートフォーカス)が、
レンズ側の故障で使えなくなり、MF(マニュアルフォーカス)で撮っているのだが、
いざと言う時の即応性には対応できず、
古いデジカメをサブ機として持ち歩いている。
しかし、過去に使っていたカメラといってもすべての機能をマスターしているわけでもなく、
さらに新機種を購入することによりマスターしたはずのものさえ忘れている。
ということで、OLIMPUS C-750 UltraZommの機能をテストしてみた。
レンズは6.3mm-63mmの10倍ズームで、
35mmサイズに換算すると38mm-380mmである。
下の写真が6.3mmで撮影の光景。
上の写真の中央にある建物に対して10倍ズーム端の63mmで撮ったものが下の写真で、
ここまでは光学ズームなので何とか使える。
更に、10倍ズーム端で撮っている最中に、
数キロ先の上空を海自のP3Cが飛んでいたので、
そのまま狙って撮った。
下の写真はピクセル等倍でトリミングしたものだが、
車輪が出ていてランディング体制だったことがわかった。
で・・・同じビルをデジタルで撮ってみた。
この時はどの程度の倍率のデジタルであるのかは不明だったが、
意外によく撮れていた。
ピクセル等倍で階段部分をトリミングしてみたが、
デジタル最大値で撮影にも拘らず建物の輪郭線は保たれていた。
何倍のデジタルなのだろうかとマニュアルを紐解くと、
「最大約40倍相当の静止画が撮れる」ようで、
この約40倍と言う表記は曖昧だが、10年前はそんなものだったのかもしれない。
と言うことは、35mm換算にすると1500mm以上という事になる。
C-750をメイン機として使っていた時は、
画質の荒れが嫌でデジタルズームは使うことがなかったが、
その40倍で朝焼けの富士山を撮ってみた。
デジタル40倍にも拘らず、ディティールが保たれていたのには驚いた。
巻頭の写真は都心方向にでた薄明光線を撮影したもので、
東京スカイツリーはまだ建ってなかった。