MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

TAMRON AF18-200mmレンズで試し撮り その2

2014年12月19日 | あらかると

自分に合ったレンズの使い方、
カメラの特性に合ったレンズの使い方の会得には、
結構な時間を要する。

絞りと被写界深度あるいは露出との関係、
AF(オートフォーカス)と前ピン後ピンの関係、
などなど、
自分にとっての使いやすさと好み具合を見つけるのである。

と言うことで今日は紅葉を中心に撮ってみました。

下の写真は望遠端の200mmで、
撮影可能最短距離近くまでより「マクロ撮影的」にAFで撮ったもの。
(DATA=絞りF8.0、露出320分の1秒、ISO100、露出補正-1.0EV)


AFの場合、ファインダーで覗いた中心部に焦点が合ってる筈なのに、
風に揺れたのかあるいは細かな手振れがあったのか、
上記の写真は鮮明さにかけていた。
ならば・・・・と、
手動でピントを合わせて撮ったのが下の写真。
(DATA=絞りF8.0、露出500分の1秒、ISO100、露出補正-0.3EV)


写真的にはどちらでも良いのだが、
やはりマクロ撮影なので、葉脈程度は写っていて欲しいと思う。
下の一枚も手動でピントを合わせています。
(DATA=絞りF8.0、露出160分の1秒、ISO100、露出補正なし)


次はF値(絞り)による写りの違い。
ピントは左端奥の赤い薔薇に合わせて撮っています。
下の写真のDATA(絞りF6.3、露出320分の1秒、ISO100、露出補正-0.3EV)


下の写真のDATA(絞りF8.0、露出200分の1秒、ISO100、露出補正-0.3EV)


手前の薔薇のボケ具合や赤い薔薇の写り方に違いが見られるが、
私的には主題の「赤い薔薇」を撮っているので、下の写真が好みである。

広角端の18mmで池に泳ぐ鯉を撮ったが、
やはり広角端は被写界深度が深く(ピントの合う範囲が広い)、
多少の手振れがあっても余り目立たないのがいい。
下の写真のDATA(絞りF8.0、露出60分の1秒、ISO100、露出補正-1.0EV)


昔、親父の持っていた漆塗りの文箱には、子供達は触れることが出来なかった。
その文箱の蓋には「もみじ」が描かれていて、
紅葉の季節が来ると、若くして鬼籍に入った親父を思い出す。
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