makoの喜怒哀楽

俳句は自分史・転記は禁じます

松明け

2016-01-09 | 写真

                              松過ぎて年始回りの役者かな    中村吉右衛門

 

関東では七日過ぎ、関西では十五日過ぎを言うのが「松明け」のこと。

門松や注連飾りなどが取り払われると、町筋は普段の表情を取り戻すが、

どこかまだ新年の感じが残っている。  by  角川歳時記。

 

ようやく重い腰を上げて松過ぎてからのサンライズを撮りに行った。

車に乗った時は東の空が薄っすらとピンク空になりつつも雲が重いなぁと・・。

随分前に漁港に近い住吉神社の鳥居の下中心からのサンライズを撮ったことがある。

画像は古いPCの中にお蔵入り。

今年もカメラマンさんたちが早くからスタンバイしていたであるかと想像できる。

私はもう飽きたので、違う場所を狙って、昨日載せた船着き場辺りの景の方面へ出かけた。

まさか、こんな早朝の内から車も入ってこないだろうと^^。

お邪魔虫にはなりたくないし^^;

ところが、三脚に大砲レンズを設置してカメラマンさんが^^。

レンズの向きからして、長島のホワイトサイクロンとサンセットのコラボ狙いだなと直ぐ判った。

その側の階段を速やかに降りて行くつもりが見つかってしまった。

「今日は船が出ないね、昨日は出たけどね」と。

あら、・・・私は何も知らずに、船なら停泊しているし。

「どこからいらしたのですか?」

「羽津からです」

「へぇ~、昨日もいらしたのですか?」

昨日はたぶんサンライズと舟とのコラボが上手く撮れなかったのかもしれない。

 

私は停泊している舟とサンライズのコラボを狙うべく下へ降りて行った。

やはり雲が重いなぁ~と思いつつ。

太陽光は、まぁまぁって感じに光が放射線状に撮れたので良しとしよう。

F値はke-nさんが教えてくださった数値。

レンズは望遠から広角に切り替えた。

そうしないと舟が入らない。

サンライズそのものだけを狙っても面白くないし、

自分がどの位置から撮っているのかも残しておきたい。

トラックに積んであったクレーン車を入れて撮ってみた。

いつもの赤い橋。

 

 

 

そして、鳥の羽が枯れ草にひっかかっていたので水滴を作ってみたものの

揺れが激しく諦めて帰ってきたのでした。