この度、イリーガルスローとキャッチについて考えが出されましたが、私はいまひとつ得心がいきません。
特に外野のワンタッチがすべて
故意にはじいていることを前提にとらえられているからです。
外野は内野サイドから投球されてくるボールを
捕球しに行きます。
しかし、必ずしも
故意にはじいているのでなく、手のひらで
さわりに行っているだけではありませんか?
内野からのボールが高かったり遠かったりすれば、当然片手を伸ばします。
それがたまたまアウトオブバーンズにならず、他の子が捕球したから即
ダブルパスというのはどうなんでしょう?
故意に弾くにとらわれすぎては、子どもたちはプレーしにくくなるのではないでしょうか。
うちの例では・・・
外野に投球されたボールが外野にいた2人の中間に入り、元外野が片手でタッチをしに行ったところ、たまたまそのボールがもう一人の子Aの真正面に入ってしまいました。二人の距離はほとんどなかったので。
2,3回バウンドしてきたボールが自分の懐に転がってきたので、Aは捕球して投げたところダブルパスをとられました。
ここでファウルをとられた私は、さすがに悩んだんですよ
だって、Aにどうしろと教えるのが良いかわからなくなって・・・
別に意識して捕球した訳ではなく、たまたまワンタッチ後のボールが正面に避けようもなく来てしまった。
ファウルを取られないようにするには、Aは大あわてでボールにさわらないよう逃げるしかないって事ですか?
これでもしも足とかに触れればノータッチになっちゃいますしね。
で、思うんですけれど、外野がボールを弾いているのではないはずの所を(明らかに弾けば別です)、片手はすべて
弾いている(ハズ)と解釈すること自体が無理じゃないでしょうか。
話が少々逸れますが、そもそも大人たちは、
ボールを捕球するのは両手であるはずと、決めつけていませんか?
別に片手で捕球できるならしてもかまわないはず。単に不確実なだけです。
極端な話、片手でも確実にキャッチできるのであれば、どうキャッチしようと子どもの自由です。
子どもたちがのびのびとプレーできる環境を狭くしないで欲しいなぁと、痛切に感じる今日この頃です。