WIND BENEATH MY WINGS

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さんま(秋刀魚)の値段と海洋環境の変動

2007-08-17 15:37:07 | 環境全般
昨日の夕刻、逗子に到着。
あまり時間がなかったので、マルエツにてさくっとお買い物をし、さんまや野菜を炭火焼して食べました。

さんまはマルエツの中の別会計のお魚屋さんにて、単価136円にて購入。五反田の東急ストアでは、まだ198円。
おそらく地域によっては、もっと安いところがあると思うが、この時期としては、
まあまあの値段だと思った。

大衆魚といわれる魚も、少なくとも東京では、高くなった印象が強い。

少し前だが、こんなニュースがあったのをご記憶だろうか。

夏の海に異変!?=南の魚が北上-サンマ漁にも影響か
2007年8月4日(土)04:15

 海水温の上昇などで、夏の海で取れる魚に異変が起きている。東日本でなじみが薄いゴマサバが、三陸沿岸で大量に漁獲されているほか、関西で人気のサワラが北陸の海で豊漁となっている。

 ゴマサバは主に伊豆諸島より南の海域で漁獲されるが、最近、宮城や岩手県の漁港にあふれている。宮城県の女川漁港では、このところ連日200トンを超えるサバ類が水揚げされている。このうち、「大半がマサバでなくゴマサバ。こんなことはこれまで記憶にない」(女川魚市場)と驚きを隠さない。

 一方、瀬戸内海をはじめ、主に西日本で漁獲・消費されるサワラは、今春から北陸や三陸の海に目立って来遊。8月も富山県氷見などの漁港で活発な水揚げが続く。同県では「7月のサワラの水揚げは合計約500トン。過去最多ではないか」(富山県水産試験場)という。

東シナ海や瀬戸内海などで生まれるサワラは、「水温が高いため魚群が日本海を北上しているようだ」と、漁業情報サービスセンター(東京)。津軽海峡を通って、一部は太平洋側にも来遊している。

 水温の上昇は、秋の味覚にも影響を与えそうだ。冷たい海を好むサンマは、北の海から例年9月ごろに南下し始める。しかし、「今年は水温が高いため南下する時期が遅れるのではないか」(研究機関)との見方が強まっている。福島や千葉県では、サンマの水揚げの遅れを心配する声もあり、海洋環境の変化は魚の流通・消費を変化させる可能性も指摘されている。(以上、時事通信)

こんなところまで、気候変動の影響が出ているのだな~と実感する。

それにしても、あらためて海洋環境がもたらす影響の大きさを考えると怖くなる。海流の変化が気候に与える変化が甚大であることはご存知の方は多いだろう。

異常なことがあまりにたくさん起こりすぎている。

今日の東京地方の朝方の最低気温は、30度を超えたそうだが、このまま記録更新してしまうのだろうか。


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