模様眺め

3DCGと模様と宇宙

虚数と半次元と光のはなし

2010-05-25 14:17:40 | 宇宙論

 一次元より下の次元は存在するのか?
 半次元的な光の形態を見て、一次元の変種なのか、一次元の下の次元なのか判断に迷っていた。
 結論からいうと、虚数が成り立つなら、一次元より下の次元もありうる。
 その場合も、上の一次元と垂直をなす次元であり、なおかつ(一次元を上の二次元が含んでいるように)一次元以上の次元にも含まれる次元であると考えられる。※

○虚数には4つの状態がある。+1、-1、+i、-i。
○光も同様に、±1として光速で直進するか、±iとして留まるか。
○光が虚数だとすると、反射を考える上で都合がよいはず。
(屈折についても、虚数が複素数として扱われることと関係があるかも)

 上位次元粒子から下位次元粒子が生成される。つまり光は、二次元粒子から一次元粒子が生まれ、瞬間的かもしれないがこの一次元の状態を経て、半次元粒子として2つ生成される。

※三次元粒子などの一次元以上の粒子に、虚数の性質をもつ次元が含まれている可能性がある。この虚数次元が粒子の状態を決定付ける要因になっている?


次元宇宙

2010-02-22 22:08:50 | 宇宙論

光子 ⇔ 一次元粒子
 光は直進するだけなら一次元だけあればいい。

電子 ⇔ 二次元粒子
 存在が二次元的。なぜ電子が存在するのか不思議に思わなかったか?

陽子 ⇔ 三次元粒子
 世界は基本三次元。

四次元粒子 ⇔ 銀河
 四次元粒子があるとすればあのあたり。

五次元粒子 ⇔ 泡構造の中心
 粒子が存在しそうな場所は探せばあるものだ。


宇宙とは…

2009-11-01 01:01:20 | 宇宙論

 宇宙について考えるための3つの要素。次元、粒子、空間。
次元:座標系で表される数。その軸は連続した広がりをもち、他のどの次元軸とも垂直をなす。軸とは線であり、数そのもの。
空間:空間を最もよく表しているのは集合論であろう。空集合は何の要素もないただの空間。部分集合と補集合の関係は、空間の性質の中でも最も特徴的なものの一つ。
 これらをつなぐものが粒子である。
Youso01

※ひとつの次元軸は、他のどの次元軸とも垂直をなす。
 は、宇宙を考えるうえでの最も重要な法則だと考える。

※集合には矛盾がつきものであるが、空間の中に矛盾があってもなんら差し支えないと、個人的には思っている。矛盾を起こさせるのは計算素子のほうで、たとえ矛盾が起ころうとも空間に破綻はない。粒子は矛盾を回避する強力な規則を持って存在する(同時性、不可逆性)。 

 これは人が宇宙を知るとはどういうことかの考察に過ぎないのか。それとも、人が直感的、論理的に思考するようになったのは偶然ではないということか。


次元粒子・改

2008-10-27 13:48:26 | 宇宙論

Ryuushi01
重力域:粒子の中心から放射状をなす、空間の歪みで説明される、他の粒子を引き込む作用がある領域。
 重力=粒子みたいなものなので、重力を媒介するものはない。
 重力は、相対的にすれ違う乗り物で例えられるように、全方向への移動する力とも考えられる。通常この力は正反対の力とつり合っているが、半次元ではこれが崩れ、一方向への移動する力だけになる。これが光である。つまり光は自らがつくる空間の歪みに常に落ちている状態といえる。だから、物質のもつ重力が常に一定の力で働いているように、光も常に一定の速さで移動することになる。

影響域:重力域のどの次元軸とも垂直方向にある、±正反対に対置する、次元数と同じ次元域をもつ2つの領域。
 影響域の性質は回転であるが、回転がそのまま現われるのは二次元だけで、これが一次元になると波になる。三次元の回転というと、地球の自転のような回り方を想像するかもしれないが、そうではなく、域内のどの点をとっても三次元のどの方向へも回転しうるのが三次元の回転である。
 回転は相互に影響し合い、強いほうから弱いほうに流れ、回転の交換によって移動が生じる。
 三次元の回転とは熱である。二次元の回転とは磁場である。

回転:
 地球の公転のような円運動は、直進する力と中心へ向かう力に、回転が伴うことで成り立つ。
Ryuushi02
 同じことが粒子の内面にも起こっていると思われる。
 この作用は、粒子生成時に由来がある。上位次元粒子から下位次元粒子が生成されると、上位次元のときにはあった他のどの次元とも垂直な一次元が内面に落ち込む形になり、これに対して重力域の重力が加われば、回転を伴う力関係が成立する。
 重力が空間の歪みで説明されるように、回転も空間の歪みとして説明されるべきであろうが、詳細はわからない。

《推測的補足》
 以前からの大きな違いは、影響域を2個固定にしたこと(半次元を除く)。回転が生じる理由を考えると、上位次元の影響域が継承・影響しないとすれば、影響域が2個よりも多く生じることはない。
 四次元粒子=銀河の影響域を3つと考えてた頃は、渦巻状をつくるには3つ以上の力点が必要なのではと思ったのと、四次元ならそれぐらいはありそうだという程度に考えていただけで、こうなるともう、三次元的に3つなければ起きそうにないことも、四次元ならば2つですむかもしれない、と考えるほかない。
 影響域が粒子内に2つあるとして、それが互いにどう影響し合うかなどは、正直いって、よくわからない。ただ、三次元粒子については…こうあって欲しいというか、こう考えなければ説明がつかないものがあるというか…2つの影響域の間で二次元的な部分が生じ、二次元粒子=電子と相性よく結びつく、ということが起こっていると考えざるをえなかった。このようにでも考えなければ、次元粒子という規格のなかで陽子の性質を説明する方法を思いつかなかったし、だからこそ、三次元粒子の影響域が2つあるという点にだけは固執した。
 上図では影響域を便宜的に中心をはさんで分けて描いたが、2つとも中央に位置していると考えるのが、本当は自然だ。形についても、丸だけでは説明がつかないと思えてならないし、回転の方向、影響域がまたぐ次元、内外での影響域の干渉のことを考えると、私の頭ではそう簡単にイメージできるものではないことが想像できるだけ。
 もしも一般にいわれている粒子の種類が私が思っている以上に多いのだとしたら、それは影響域の状態の違いが原因であろうから、影響域のとりうる形には色々なパターンがあると考えるのが妥当かもしれない。


時空

2008-07-18 14:02:39 | 宇宙論

 人間は三次元的に構成され、三次元的に広がる世界で生きている。ゆえに考えることも三次元だし、空間といえば三次元だ。その人間の知覚器官はいわば観測装置であり、情報を統合して分析するため基準となるものが必要とされ、正確に観測するときにそれを時間と呼んでいる。観測できなければどんな存在も認められないのだから、存在に対しては時間を伴わせてそれを認めようとする。だから人は世界が時間と三次元空間つまり時空で成り立っていると考えようとする。

 ところで、空間と時間に関して、こんな見方もできるのではないか?
Jikuu01
Jikuu02
Jikuu04
 緑の点で埋め尽くされた領域が緑の面に見えるように、たとえば四次元の塊が詰まった空間は四次元空間といえるはずだ。
 この場合、全体空間が何次元かという設問は意味をなさないし、全体空間という概念すら必要ないとさえいえる。
 同様の考えを時間にも当てはめることができる。
Jikuu03
 同じ時間の進み方をする塊の詰まった領域では同じ時間の進み方をする。時間の進みが違ったところで、多少性質の変化があるくらいだろうが。
 時間においても、後者の場合、全体時間の有無を問うことはあまり意味がない。意味がないといいながらも、宇宙を観ていることに違いはないのだから、極限に短い時間を想定して、時間を止めて宇宙を説明しようとしているといえなくもない。
 ただ、これで、正確に対象を観測できる、相対性理論で縮めざるをえなくなるくらい正確な基準をとりうるということには奇異を感じる。

 いずれにしても言えることなのだが、このような個の集まりが全体をなす現象が、世の中には沢山ある。社会現象や気象・環境、神経網から織り成される精神など。このような個々が全体を構成していることはわかっているが、全体としては必ずしも決まった形というのがなく、経過や結果が曖昧でわかりにくかったりするような現象は、シュミレーションによって実験的に分析されたりする。

 シュミレーションというのは、大枠と計算素子を設定して、パラメータを入力して新たな情報を生み出し、変動値を全体に反映させることでできている。
 最も単純なシュミレーターは、
 n=n+1
 この自然数生成シュミレーターでは、素子が1つだけなのですぐさま結果が反映されて、次々にnに+1されていく。
 こうして生み出された数のなかに、人はいくつかの法則や演算方式を見出して、有理数、実数へと世界を広げていくことになる。
 古来人類は数学を宇宙の真理を解き明かすものとして発展させてきた。幾何学や微積分を得て物理現象を表現できるようになると、数学と宇宙の差異はさらに縮まっていった。その宇宙も、観測技術の発達に伴い、天動説から地動説、ニュートン物理から相対性理論へと、世界観を一変させてきた。
 現在ではデジタル化が進み、世界のあらゆるものを数値化しようとしている。コンピュータの活用で世の中のあらゆる現象が解析されようとしているが、これも結局は数学を駆使したものだ。

 もしも数学がシュミレーターならば、数式で表されるあらゆる現象は、個々の集まりが引き起こしたものだと考えられる。数学的に表される宇宙がまさにそれにあたり、他の大小ありうる限りの現象がそうなのだから、宇宙もその例外ではないはずだ。