肉体美とは機能美に他ならない。 機能として人間には成し得ない、あるいは人間が為し得る最高のことができる肉体があるとする。それに対して人が抱く感情を仮に「美」とする。 この仮定に対する仮の感情を表すのに、普通は完成された肉体を描写する。 赤子または子供は、出産に適した構造、成長に適した構造をもつ。 べつに親の庇護欲をかきたてる形態になったわけではない。 人はその未完成の機能に対して相応の感情や態度を表すというだけ。 ならば、子供=成長過程の肉体を描くには、未完成の肉体、機能としてできることのなさそうな未熟な体にすればいいのではないか? というわけで、頭身を下げて相対的に体を小さくし、加えて手足を小さくしてみた(ただし、スタイルの問題で脚を短くしきれなかった)。 ここからさらに頭身を下げるには、体を縦に寸詰めして太らせる必要がありそう。それもただ太らせるのではなく、縦への成長を見越した太り方で。
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