模様眺め

3DCGと模様と宇宙

次元粒子

2008-01-23 01:51:54 | 宇宙論

 光の波にあたる性質がその内に納めることができるなら、一定速度で直進する粒子は一次元のベクトルだけで表せるはずだ。それは、相対的には、周囲を引きつける力とも、常にその方向に落ちる力とも見ることができる。アインシュタインの相対性理論の初歩では、相対性を行き違う乗り物で例えたり、重力を落下で例えたりする。
 光の移動が重力に相当するものであるならば、質量をもつ粒子の重力は三次元の全方向に働く球状の力動で表される。そして、一次元と三次元があるなら二次元もあるだろうと考えると、ちょうど電子がそれにあたるのではないか。
 結論からいうと、以下の通りである。

Picum04_2

 力動域というのは光の移動や粒子の重力・質量に相当するもので、相対性理論でアインシュタインが考え出したという重力を表すメッシュ状の空間の歪みで考えるとわかりやすい。
 影響域というのは光の波や電子の磁場に相当するもので、力動だけでは何も起こらないところに想定した、各次元の粒子がもつその他の性質と考えてもらいたい。その影響とは"回転"である。


次元

2008-01-22 15:19:30 | 宇宙論

 次元というと3次元といって空間の三軸を表し、そこに時間軸を加えて四次元といったりもする。しかし、この方法で表されるのはせいぜい空間と時間が存在しているということぐらいだ。たったの3、4そこらでは、ほとんど何も表せやしない。光の粒子と波の性質、物質を構成する粒子に働く大小様々な力を表すには、もっと多くのパラメータが必要になる。
 このように考えると、次元というのは何を表すかによって増減するもの、ともいえる。

Picum03

 で、私は物理学者ではないので、別に何を表そうということでもないし、宇宙を語るにしても、さほど次元数を必要としない。時間軸も必要ない。そもそも3つまで同質の空間を表しているのに、一つだけ別の概念をさしはさむのはおかしい。
 純粋な空間を次元を使って考察するならば、四次元目にくるのは前の3つの要素と同種のものであるべきだ。はたして宇宙の中には四次元目というのがありうるだろうか? あるとすればそれはどういうものだろうか?
 …想像もつかないはずだ。


発想

2008-01-22 15:10:29 | 宇宙論

 これを思いついたのは、秋口のある晴れた日のこと…

 窓のガラスを通り抜ける陽の光も、これが小石なら重さや飛んでくる速さによって起こることが違ってくる。それと同じことで、光も飛んでくる何かが違うことによって起こることが変わってくるのでは、と。

Picum01

 光の速さは一定だから、とりあえずこれを内速と呼ぶことにする。イメージはこんな感じ。

Picum02

 ふつうこういうのは光の波の性質として表される。要は、光の中には何か、波でも回転でもいい、速さを計れるだけの何かが納まっているということだ。