YUKARI note

大好きな建築をしながら過ごす日々

最近の読書。

2023-11-04 | 読書


三連休の初日に読了の一冊。
千早さんの小説は3冊目。最初に読んだ「西洋菓子店プティ・フール」がとても好きだったので、「さんかく」をその後よみ、今回の「マリエ」に。タイトルのマリエは、主人公と同じ名前の香水でした。こちらも、良かったです。何が良かったか、を伝えるのが難しく…。読み終えて、私が最初に感じたのは、ゆっくりと流れる時間なのに、心の揺らぎが細やかな、リアルな日常だなと。日々の中で、心が揺れることは、ほぼ毎日忙しくあり、その理由は人さまざまで。揺さぶられたり、揺らいだり。誰かの言葉で揺さぶられることがるという事は、もちろん、その逆も然り。穏やかな日々って何だろうな、って考えました。まったく上手く言えていませんね。笑 




で、こちらが、連休2日目読み途中の「タルト・タタンの夢」。近藤史恵さんの本は「ときどき旅に出るカフェ」「それでも旅に出るカフェ」で初めましての作家さん。この間読んだ「ミステリな食卓」の中の作家紹介を読み、この〈ビストロ・パ・マル〉シリーズがあることを知って、早速1冊目を図書館で。シリーズで4冊目まで出ているので、おそらく読みます。Instagramで見て、読んでみようかなと思うことしばしば。本当に図書館ってありがたいです。一年間に読んでいる本すべてを買うとなると難しいし、図書館で借りられるから読んでみよう!ともなるし、その結果、素敵な作家さんに出会える訳で。なので、無人島に持っていくなら断然図書館な訳で。笑

で!ほかほか新刊の二冊が本日到着!原田ひ香さんの「喫茶おじさん」と伊坂幸太郎さんの「777」。私が予想していたよりも早く予約本の順番が回って来て、嬉しい大渋滞を起こし中です。伊坂さんの本は、買ったり借りたり。初めて読んだのは、「陽気なギャングが地球を回す」で、そこから順に読み漁り続け、現在に至ります。とても読みやすく面白いストーリーのものが多いので、気軽に楽しい本を読みたい方には、おすすめです。




「グラスホッパー」「マリアビートル」「AXアックス」に続く〈殺し屋シリーズ〉の最新作が「777」です。めっちゃ楽しみ!




我が家のotto!さんは、私が本を読み始めると、「また本かよ…。」と渋々近くにくっついて寝始めます。笑
そして、私が本を愛してやまないのと同じように、彼は日向ぼっこを愛してやみません。






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最近の読書

2023-10-24 | 読書


シリーズ3作目のグルメ小説。

グルメ小説の魅力は、やはり美味しそうな食べ物の登場ではないでしょうか。今回も、登場したサンドイッチの中で気になったクロックムッシュを夕飯に作ってみました。卵がのればクロックマダムとなるようです。美味しいサンドイッチと魅力的な登場人物たちに、再び癒されました。あっという間に読めちゃうので、食欲の秋と読書の秋を同時に楽しめておすすめです。




現在読み途中の本。
「さみしい夜にはペンを持て」(古賀史健さん・ポプラ社)は、インスタでみかけてタイトルが気になり、図書館で借りてみました。どうやら、児童書になるようです。検索すると「13歳から読める『自分との人間関係』を構築できる本」との紹介文がついていました。私ももちろん、13歳以上に当てはまり、言葉に興味があるので、面白く読ませて頂いています。時として、言葉を使うことは難しいなと思います。自分の考えていることの7割、言葉で正確に表現できればまだいい方で、例え、上手く言葉にできたとしても、果たしてそれを、相手が正確に受け取ってくれているかといえば、絶対にそんなことはなかなかなくて。そこでより正確にと、たくさん言葉を重ねて、事細かく刻んで表現すればするほど、自分の心には近いけれども、相手の心からは遠く離れたり。かといって、おおざっぱすぎると、全く違うことになったり、思ってもいないことが言葉になったり。本当に面倒くさいものだなと思います。言葉。けれども、やっぱり言葉はありがたいものです。

「ミステリな食卓」基本的に、推理小説というジャンルは、あまり読んできていないのですが、ここもやはり「食卓」という言葉が気になり、借りてみることに。私にとって読書はストレス発散なこともあり、推理小説だと脳がリラックスできないような気がして…。小学生の頃から振り返ってみても、確かに、推理小説的なものは、ほとんど読んでいない気がします。唯一読んでいたのが赤川次郎さんの三毛猫シリーズのような。それも、もちろん、全部ではないですが、家にあったりで読んでいたような気もします。

最近は、「イヤミス」なるジャンルもあるようで。読了感のなかなか後味の悪いものをそう呼ぶようですね。ストレス発散も兼ねた読書の私には、手が出なさそうです。笑 何かおすすめの推理小説ありますでしょうか。自分では、まず手に取らないジャンルなので、誰かのおススメとならば読むかもしれません。教えて頂けると嬉しいです。^^


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今日の読書。

2023-10-04 | 読書


先日、本屋さんへ行った時に見つけて、試し読み的な感じで立ち読みしてみたら、面白そうだったので、購入。

後半、日々の事務所経営のノウハウやヒントが書かれていて、そこが一番の私の関心処。

特に、最近ではSNSの使い方とか、どうしようかと試行錯誤をしているので、何かヒントになればいいなと。

他の設計事務所さんってどうやって集客しているのだろうかというのが、独立してから悩ましき永遠のテーマ。笑

時々、建築雑誌コーナーで雑誌を真剣に読んでいる方とか見かけたら、不審者如く声掛けして、名刺の一枚でも渡そうかと思ったりする私です。(やりませんが。笑)

とても読みやすく、面白く、参考にさせて頂けそうなこともあり、早速、簡単なところは、試してみました。

基本、「悩んだ時は本の人」です。もちろん、周りの人にも相談したりもしますが、最終は本に行く気がします。だからといって、その本の通りにする訳ではなく、ただ毎回、本の中の言葉によって、モチベーションが上がり、よし!頑張ってみるか、とさせてもらっているのは、間違いない感じがします。

本は、一方的に語ってくれるので、こちらは聞き手になります。誰かに相談の場合は、やはり、こちらが主として話し手になるので、ある意味聴くよりも話す事に意識がいってしまいます。ので、本当に何かを得たい場合は、本の方がシンプルで私には合っているのかなと思ったりもします。

ということで、今回は、こちらの本に悩みを聴いて頂きました。笑








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最近の読書。

2023-09-20 | 読書


今日図書館で借りてきたばかりの三冊。

くどうれいんさんの「桃を煮るひと」は、Instagram「#本」をフォローしていてそこで、見かけて読んでみようと予約した本。食エッセイのようです。秋にぴったりです。笑

他の二冊は、新刊本棚でみつけた本。
町田康さんの「口語 古事記」は、ちらっと立ち読みしていたら面白そうなのでセレクト。私は文学部卒なので、大学の授業でも習ったなぁと懐かしくもなり。

燃え殻さんの「ブルーハワイ」は、図書館に貼られている新刊のお知らせ一覧で見かけていて、ちょっと気になり、棚に戻ってきていたので、借りてみました。

読書の秋、食欲の秋ですね。
ちなみに、我が家の今日の夕飯は、舞茸の炊き込みごはんと島根県産のホウボウ(お魚)のから揚げです!笑

島根とか鳥取とかのお魚って、本当に美味しいです。ので、見かけると、ついつい買ってしまいます。明日は、鳥取県産のカレイの煮つけ予定です。もちろん!香川県地元のお魚も美味しいですよ。



我が家のフレンチotto!さんは、鰆が大好物です。愛媛県産鰆があったので、彼用に買いました。



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最近の読書。

2023-09-09 | 読書


少し前の読書。

「いつかみんなGを殺す」面白かったです。
真面目におかしいという感じです。
読みやすいので、秋の夜長にぜひどうぞ。

「ほろよい読書 おかわり」の中の
矢野帰子さんの「オイスター・ウォーズ」
奥田亜希子さんの「きみはアガベ」も好きです。

いろんな方の作品が読めるので、
アンソロジータイプもおすすめです。

ここをきっかけに、作家さんの作品を読みにいくことも多々あります。




今の読書。


ストレス発散て言葉、良く聞くじゃないですか。
みなさんは、何をされるのでしょう。

私の場合ストレス=嫌な気持ちになる
といっても、悪いことが起こるのではなく
ごくごく稀に言葉で負傷する時があります。

でも、ひと言で、という訳ではなく
嫌な言葉がたくさん溜まってきて
ついにそのひと言で、といったパターンのようです。

それで、嫌な気持ちになった時
逃げ込むのが
本を長時間読み続けるという行動。

といっても、いつも本は読むのですが、
この時ばかりは、ごはんを食べる・家事をする以外は
ずっと本を読みたくなり、
ずっと読みます。笑

言葉に傷ついて
言葉に救われる

ややこしい話です。笑

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