KuRaSo。もうひとつのコンセプト。
「たのしい毎日。」についてのお話。
前回のお話「
おいしい毎日。」は、
施工会社・STYLEのおいしい空気の吸える家「健康住宅」のコンセプトをもとに、
自然素材にこだわり、工法にこだわったKuRaSo。の【施工コンセプト】。
今回の「たのしい毎日。」は、KuRaSo。の【設計コンセプト】。
設計担当・松村建築設計事務所(弊所)のモットーは、「家は人生を楽しむためのもの」。
フリープランであろうが、コンセプトハウスであろうが、唯一変わらないモノ。
なにも、何かすごく特別なコトをするのではなく、
「この家、好きだなぁ。」とふと気くと愛着の湧いている家になれるようにと、
いつも考え、設計をしています。
フリープランの場合は、住む人の愛おしく感じるポイントをお聞きした上で、
そこに焦点を合わせてご提案ができます。
ところが、KuRaSo。は、設計段階で住む人は不在。
にも関わらず、「たのしい毎日。」を生まなくてはいけません。
「楽しい」と感じるポイントは、ひとそれぞれ。
「この家、好きだなぁ。」と愛着をもってもらえるポイントも、ひとそれぞれ。
その「ひとそれぞれ」のどのポイントにも合って、愛してもらえる家。
ならば、その「ひとそれぞれポイント」を、これからの「住人」に託そうと。
本好きの人はもっと本を読みたくなり、
本をもっと好きになる時間が生まれるように。
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料理好きの人はもっと料理を愛し、
料理で友達や家族、みんなの楽しい時間を作り出せるように。
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家族一緒で楽しいという人は、
家族みんなで一緒に過ごせる時間が、家でも、もっと増えるように。
・
一人の時間も大切という人は、もっと自分を好きになれるよう、
鼻歌が家族に聞こえるか聞こえないか位にプチこもれる空間を。
・
工作や植物、自転車、釣りなど自分らしさを作る大切なモノを、
好きな時に愛で、触れられる時間が、毎日ほんの少しでも生まれるように。
住人それぞれの大好きなモノや大切なコトを、
思う存分、ほんの息抜きくらいの短い時間でも、
毎日楽しんでもらえるようなスペースを準備しようと。
「たのしい毎日。」が生まれるスペースを、全プランに!
どんな「たのしい毎日。」が生まれるかは、住人任せ!
ということで、KuRaSo。のどのプランにも、必ず、土間がついてきます。
各プランによって土間の場所やカタチ、サイズは、それぞれです。
いくつのドマが生み出せるのかってくらいに。(笑)
そこで思う存分、それぞれの「たのしい毎日。」を過ごしてもらえるよう。
何かスペシャルなことをした日だけが楽しいのではなく、
いつもの毎日が楽しくなるように。