日曜日、「建築知識700号記念 トークイベント」に行ってきました。
講演をしてくださったのは、建築家 伊礼智さん!
最近、いろいろな事が注目されて、あちこちの雑誌に掲載されています。
著書とかを読むと、とても、共感できる部分が多く、
あまりにも、近い感じのイメージを勝手に持ってしまい、
会場では、初めて会った感じではない気持ちで、お話しをうかがいました。
実は、伊礼さんも、吉村順三さんの建築に対する考え方が、
とても響いていらっしゃっる方の様です。
吉村さんの住宅作品を「素朴ではあるけれども、品がある建築」と言われていました。
私も、いちばん好きな建築家は、吉村順三さんです。
吉村さんの言葉や建築、緑に対する考え方。
大好きで、私の建築の心の支えにしています。
内容は、書き始めると、とんでもなく熱く、なが~くなりますので、
割愛させていただきますが、とても、また、勉強になりました。
伊礼さんの講演中の言葉の中で、響いたいくつかをご紹介。
・建築は見えないものも、設計しなくてはいけない。
・毎回同じことをして、磨きをかける。そして、それが作風になる。
・磨きをかけて、下ごしらえをして、そこからさらに、新しいものを加えていき
その新しいものを、また磨き、下ごしらえに加える。それが、標準化。
・標準化=作風
いつものことですが、今を輝く建築家の方お話を直接聞けて、
質問のできる機会は、やはり、元気や夢や色々なものを頂けます。
もっともっと、自分らしい建築が何かを考えて、
もっともっと、自分らしい建築にこつこつ磨きをかけようと思いました。