夏休み前日の金曜日夜。
岡山で開催された堀部安嗣さんの対談に行ってきました。
堀部さんと岡山の建築家神家昭雄さんの対談。
テーマは、「改修という仕事から見える建築の魅力と可能性」。
久しぶりの生の建築家の方の講演。
今から始まろうとするお仕事にもテーマが偶然にも重なり、
とても貴重な時間を過ごしました。
本の文字ではなく、実際のその時の声を聞けるというのは、
何かしら、大切なものを置いて行ってくれる気がします。
堀部さんの言葉の中から、個人的に印象的だったものをいくつか。
・自分が作ったものではないものを、自分の手で、次世代へバトンタッチしていく
・今の風景をみて、どんな幸せを感じるか
・不自由の中に自由をみつける
・少しの手数(てかず)で
・小さな調整の積み重ね
・現在に向けて丁寧な微調整をしていく
・ダライ ラマの言葉から「変動する幸せと変動しない幸せ」※
・建築は「現実」以外なにもない
・大海への一滴
大きな波紋を期待するとやるべきことをやれなくなる。
純度の高い一滴を。
・まずは疑ってみる。疑ってみるとその良さをさらに知る。
テーマに沿った中での言葉なので、
一部の言葉だけで、堀部さんの言われていた意味合いが、
正しく伝わるかどうかは疑問です。
自身の記録として書かせて頂きました。
※「変動する幸せ」は、金・名声・地位等。「変動しない幸せ」は、思い出・記憶・懐かしさ等
松村建築設計事務所HP →http://www.matsumura-architecturaloffice.jp/
今年の事務所夏休みは、8/10(SAT)-8/18(SUN)ですが、ゆる~く動いております。
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