日々のあわ

毎日の生活の中で見つけたもの、考えたこと、感じたことなどなど、つれづれなるままに・・・。

レディ・ベス

2014-05-16 | 観ました
Cちゃんにお誘いいただき、Yちゃんと観に行きました。


クンツェ&リーヴァイの作品だからとっても楽しみにしていました。
エリザベートもモーツァルトも好きなので。

まぁ、この二人だから底抜けに明るいものではないだろうとは思っていたけど・・・・。
やはりかなり切なくて重かったなー。
ベスがイギリス女王になるまでの数年間を取り上げたものですが、イギリスの、複雑な歴史の1ページ・・・・という感じでしょうか。

私はイギリスの歴史にかなりうとくて、王の移り変わりはチンプンカンプンなので、筋を追うのがやっとでした。宗教争いがからんでくるのも重かった。

後にエリザベス1世となるベスは平野綾さんでした。この前のレ・ミゼラブルでエポニーヌをしていた方です。
声がきれいだったな。そしてかわいらしかった。高貴というよりは庶民的なお姫様でしたが。


謎は・・・・。
吟遊詩人とどの時点で恋に落ちたのか。
吟遊詩人の登場は作者の創作らしいけど、恋に発展するならもう少し伏線があってもよかったのではないかな。
吟遊詩人の魅力がイマイチわからなかった・・・・。

今回の吉野くんは悪役なんだよー。と、Cちゃんが言っていましたが・・・・。(言うまでもないと思うけどCちゃんは吉野くんファン)
救いようのない悪役ではなかった。
がんばって歌っていたし。
アクの強い役。良かったと思います。

イモーテルという花がベスのお好みで・・・・。これは史実なのかな?
永遠に枯れない花。
彼女がいつも髪にさしている花。
最後までこのイモーテルが大事な役割を果たしていました。


ロビーに置かれていたサンプル。
ロクシタンで売ってるんだ・・・・。

良い香りです。

回り盆の八百屋舞台で、盆の角度もかわるため、やってる人とたちは大変だろうな~とつくづく思いました。
正面がどこだかわからなくなってしまいそう。
それくらい、めまぐるしく変化していた。
そして。サスの使い方が・・・・勉強になりました。


重厚感のあるレディ・ベス。
嫌いじゃないです。
再演されることがあったらまた観たいです。

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