日々のあわ

毎日の生活の中で見つけたもの、考えたこと、感じたことなどなど、つれづれなるままに・・・。

モーツァルト♪

2010-12-30 | 観ました
大学時代の友人と『モーツァルト』を観劇しました。12月のはじめの話。

このところ色々おもしろいことはあったけど、書くエネルギーが不足していました。でも今年ももう終わっちゃうし、今年のことは今年のうちに・・・ってことで一気に書いてます。


で、この日は・・・毎度お馴染み吉野圭吾くんファンのCちゃん、よく舞台を一緒に観に行くYちゃん、5年以上会っていなかったAちゃんとの観劇でした。

Aちゃん・・・。そんなにたちますか。というくらい久しぶりでしたが、会っていなかった時間など感じさせないくらい違和感ナシ。久しぶりな気がしない。
いつまでもおしゃべりしていられました。


さて、『モーツァルト』を観るのは3年ぶりくらいですが、やはり良いです。

『エリザベート』『レベッカ』・・・これまでに観たリーヴァイ&クンツェコンビの作品はどれも好きですが、私はこれが一番好きかも。
なんだろう・・・、曲が良いのはもちろんだけど、登場人物の多彩な感じとか。色づかいとか。
見所がたくさんある気がします。
何度でも観たくなるのです。(現に千秋楽間近にまた観に行った・・・)


前に観たときはちびっこアマデと銀の小箱ばっかり気になっていましたが、今回は完全にヴォルフガングに感情移入でした。

お互いに思いあっているお父さんとのすれ違いとか、お姉さんの気持ちの変化が切なくて、それぞれの歌詞がいちいち心に刺さった。

そして奔放で繊細なモーツァルトに心惹かれました。

ちびっこアマデは才能の象徴なわけですが、今回観て、大人になりきれないモーツァルトの闇の部分を支配する、彼を追い詰める怖い存在に思えてなりませんでした。
ちびっこアマデに対して罵りの言葉を投げかけるモーツァルトが衝撃的で、でも、なんだか妙にすとんと落ちた。うまく伝えられないけど。

あ、途中からヴォルフガングに感情移入なのかコンスタンツェに感情移入なのか・・・わからなくなりました。コンスタンツェもまた切ない。


山崎育三郎くんという人を初めて観て、歌を初めて聴きましたが、うまい。ヴォルフガングはこんな人だっただろうと思うくらいぴったりでした。
中川くんもはまり役って思ったけど・・・、負けてない。


そして何と言っても男爵夫人には毎回心打たれます。
香寿たつきさんの歌声がすばらしくて、包み込まれるような癒されるような・・・。モーツァルトにとっては光を与えてくれるような存在でもありつつ、闇も見せる・・・みたいな。とにかくうまい。

そして、♪わ~たしがプリンセスで、 弟はプリ~ンスよ・・・と歌うヴォルフガングのお姉さん(←ショムニの高橋由美子ちゃん)が、可愛くて切ないのでした。

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