ゲド戦記＆ジブリ！

ジブリで「ゲド戦記」を映画化するって～～？！
すごい、もうこのニュースをずっと「待ってました！！」
ジブリに限らず、いつかこの作品を映画化してほしかったのよね。というか、するべき！だと思ってたの。遅すぎるくらいじゃないかと・・・
まあ確かに、あの世界感を映像化するのはちょっと難しいだろうけどね。でも「指輪物語」も映画化できたわけだから、「ゲド戦記」もできない訳はない。と思ってた。
そういう意味では、アニメ化、それもジブリ！がアニメ化してくれるっていうのは、すっごい理想的かもしんない。

ただ、宮崎駿が監督するわけじゃあないのよね。息子さんが監督をするそうで。まあ別におもしろければ誰が監督したっていいんだけどさ。実際、宮崎駿以外の監督作品もおもしろいし。でも一番気になるのは絵。絵はどうなるのかな？

私はジブリ作品が大好きなんだけど、その「好き」の大部分は宮崎駿の絵が占めているのも事実。
本当に彼は絵がめちゃめちゃ上手い！私が言うまでもないけど。
「風の谷のナウシカ」の本を持っているんだけど、それを見るとその技術の高さにため息が出る。芸術作品そのもの。
人物・動物はもちろんだけど、風・雲・空気まで絵に表すそのセンスは感動的なんだよね。

誰が監督してもいいから、絵は「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」の路線を守ってほしい。あの絵柄で「ゲド戦記」が見たい。

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「ゲド戦記」
アメリカの女性作家アーシュラ・Ｋ・ル・グィンの作品。
戦記なんて物騒な題がついているけれど、異世界を舞台にした魔法使いと竜が出てくる、どこを切ってもファンタジー物。
主人公のゲドは優秀な魔法使いなんだけど、それ故に「影」を解き放ってしまう。決して明るいファンタジーじゃないけど、その重々しさが好き。

でも今回映画化されるのは、別の話みたいね。「ゲド戦記」はシリーズになってるんだけど、すでにゲドが大賢人になってからの話のようで・・・
そうか、私としては、まだ未熟なゲドが影を追って世界を旅する話が好きなんだけどなー。

ル・グィンの作品は好きでたくさん読んでいる。ファンタジーも書くけど、かなり硬派なＳＦも書いていて、おもしろいよーー！！お勧め♪

とにかく公開が楽しみ。