今にも雪が降ってきそうな京都の国立近代美術館で、洋画家「須田国太郎展」を見てきた。もう激寒!よっぽど行くの止めようかと思ってしまった(^^;
須田は戦前~戦後に生きた画家で、油絵の西洋と東洋の結合を試みた人だ。
研究熱心な人だったらしく、その絵からもまじめな人柄がにじみ出ているようだ。
決して派手な色使いじゃない。茶系の落ち着いた色と清潔で簡潔な筆使いが気持ちいい。
西洋絵画の明暗に強く魅かれたらしく、須田の絵も深い影が渋い。
というか、影が絵の主役になっているようだ。
野草の茂みの奥行きのある影や、画面の全面に逆光になって黒々と浮かび上がる静物が美しい。黒く塗りつぶしているのに美しい…
そしてどれもどっしりと自信に満ちた絵だと思った。
油絵の他に能の舞いのクロッキーがたくさん展示されてたけど、これがまたすごい!ほんの一瞬の動きをすばやく描いていくんだけど、なんてやわらかで流れるタッチ!能の静と動が数秒のうちに次々と生まれてくるのがわかる。
勉強になるなぁ
須田は戦前~戦後に生きた画家で、油絵の西洋と東洋の結合を試みた人だ。
研究熱心な人だったらしく、その絵からもまじめな人柄がにじみ出ているようだ。
決して派手な色使いじゃない。茶系の落ち着いた色と清潔で簡潔な筆使いが気持ちいい。
西洋絵画の明暗に強く魅かれたらしく、須田の絵も深い影が渋い。
というか、影が絵の主役になっているようだ。
野草の茂みの奥行きのある影や、画面の全面に逆光になって黒々と浮かび上がる静物が美しい。黒く塗りつぶしているのに美しい…
そしてどれもどっしりと自信に満ちた絵だと思った。
油絵の他に能の舞いのクロッキーがたくさん展示されてたけど、これがまたすごい!ほんの一瞬の動きをすばやく描いていくんだけど、なんてやわらかで流れるタッチ!能の静と動が数秒のうちに次々と生まれてくるのがわかる。
勉強になるなぁ