旅の途中で

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UDON

2008年03月16日 18時56分02秒 | 映画
昨日録画したおいた「UDON」を見ました。
公開されていた時からおもしろそうだなとは思っていたんですが、ほんとに良い映画でした・・・

いっぱい笑ってぼろ泣きして。
笑い泣きっていうんでしょうかねー。
出演者達のユーモラスな演技に笑いつつ、感動して泣くという・・・

ニューヨークでコメディアンになることを夢見ていた主人公が、挫折してふるさとの香川に帰ってくるところから始まります。
実家は讃岐うどんの製麺所をしていて、そこには頑固な父親がいて、主人公と仲が悪くて・・・と、割とベタな設定なんですが、それだけにストレートにビシバシと伝わってきました。

最初はバカにしていた、うどんの素晴しさに気がついた主人公に、(亡くなった)お父さんが言うセリフが良いんですよね。
「ここにいたらダメだ。ここはうどんしかない、夢はない」
このセリフを胸に、主人公はまたニューヨークに旅立って行くんです。

てっきり、最初は主人公が製麺所を継いで終わるんだと思ってたので、びっくりな展開でした。
田舎がダメとか、うどんがダメとかっていう意味じゃなくて、ただ単に
「自分の夢をあきらめるな」
っていう単純な事なんだろうなって感じました。
ええお父さんや~

ちなみに、製麺所を継いでくれる人はちゃんと現れます。
その人にとってはうどんが自分の夢なんですよね

日本映画って良いですよねー・・・
泣かせるだけじゃなくて、思い切り笑わせるのが良いです。
地味な展開なのに奥が深いし・・・日本人の味だなーって思います。
俳優陣もみんな良い味出してました。


「うた魂!」も、すんごく期待してます♪