旅の途中で

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最近読んだ本

2009年07月20日 21時58分30秒 | 
伊坂幸太郎著 「砂漠」

5人の男女大学生による青春ストーリー・・・なんですが、伊坂さんなのでタダの青春ストーリー物ではないです(笑)
「そうくるか~~!!」と、色んな意味で驚く内容です。
最後は、主人公達が重ねてきた「大学時代の思い出」に共感してジーンとくるあたり、やっぱり伊坂さん流の「青春物」なのかもしれませんね。

伊坂幸太郎著 「アヒルと鴨のコインロッカー」

先の読めない内容と意表をつく展開に、ドキドキしっぱなしでした。
途中の展開は怖くて怖くて・・・;
伊坂さんってほんとすごいストーリーテラーですよね。

東野圭吾著 「パラドックス13」

kazuhaちゃんのブログで感想を読んだら、いてもたってもいられなくなり、翌日には本屋に走っていたという(笑)
いや~~これもすごい本でした・・・・
悪い意味ではなく、「もう、どうしてここでこうなっちゃうのよ!辛すぎる!」と、悶々とするシーンもあり(笑)
やっぱり東野さんの書くストーリーは一筋縄ではいきません・・・

道尾秀介著 「向日葵の咲かない夏」

「このミステリーがすごい」でナンバー1に選ばれたという事で、今回初めて挑戦した作家さんです。
途中まではちょっとグロい感じがとっつきにくく、「あー・・・ダメかも?」って思ってたんですが、後半以降ググッとおもしろく感じてきて(文体に慣れたのかも?)、結果的にはなかなかおもしろかったです。
別の本も読んでみようかな。

東野圭吾著 「俺は非情勤」

「非常勤」講師と「非情」をかけた題名です(笑)
題名の通り、小学校の非常勤講師で生計を立てている、将来は小説家志望の青年(?)が主人公で、派遣先の学校で次々起こる事件を解決する短編集です。
買ってから知ったんですが、これって元は小学生向けの雑誌に連載されていた短編集らしいです。
なので、内容はとってもわかりやすくトリックも簡単なんですが、そこはやっぱり東野さん。
話にこめられたメッセージが結構ダークでシビア。
しかも主人公の先生の性格もドライでクール。
読者(小学生)に媚びない内容になっていておもしろかったです!

なんでも連載当時は、保護者から抗議が来たとか・・・(苦笑)


今は伊坂さんの「陽気なギャング」の続編を読んでます。
最近5000円の図書カードを頂いたので、しばらくはお金を気にせず本が買える