夢のカルテ 高野和明・坂上仁志著
去年めっちゃ話題になっていた「ジェノサイド」の作者、高野和明さんです。
この本は、坂上仁志さんによる原案を高野さんが本にしているそうです。
「13階段」や「グレイブ・ディッガー」、「ジェノサイド」などの硬派でスピードのある、例えるなら『男性的』な高野さんに慣れていると、この本はちょっと意外が感じがするかもです。
主人公は、他人の夢の中に入れるという特殊能力を持つ夢衣と言う女性。
彼女はこの特殊能力を活かして、夢分析のカウンセラーをしています。
そこに、ある悩みを抱えて不眠症になってしまった刑事が尋ねてきて・・・
というのが第一話で、後はこの2人を軸にした短編集になっています。
色んな悩みを抱えた患者と事件が絡み合い、そこに夢衣と刑事の恋愛も入ってきます。
高野さんにしてはちょい「地味」な印象はありますが、内容がしっかりと濃いので、
推理物としても、ミステリーとしても、恋愛物としても楽しめました。
それにしても私みたいな単細胞は、夢衣が刑事との恋愛を
「お互いの過去の経験」の影響を受けているのでは・・・と悩むくだりなんかは、
「ええやん別にいつだって誰だって、何かの影響を受けながら生きてるんだしさ!好きならそれでええやんか!じれったい!」
と、心の中で叫びながら読んでいました(笑)
私ってほんと単細胞・・・
男性の高野さんの方がよっぽど繊細なのでは・・・
去年めっちゃ話題になっていた「ジェノサイド」の作者、高野和明さんです。
この本は、坂上仁志さんによる原案を高野さんが本にしているそうです。
「13階段」や「グレイブ・ディッガー」、「ジェノサイド」などの硬派でスピードのある、例えるなら『男性的』な高野さんに慣れていると、この本はちょっと意外が感じがするかもです。
主人公は、他人の夢の中に入れるという特殊能力を持つ夢衣と言う女性。
彼女はこの特殊能力を活かして、夢分析のカウンセラーをしています。
そこに、ある悩みを抱えて不眠症になってしまった刑事が尋ねてきて・・・
というのが第一話で、後はこの2人を軸にした短編集になっています。
色んな悩みを抱えた患者と事件が絡み合い、そこに夢衣と刑事の恋愛も入ってきます。
高野さんにしてはちょい「地味」な印象はありますが、内容がしっかりと濃いので、
推理物としても、ミステリーとしても、恋愛物としても楽しめました。
それにしても私みたいな単細胞は、夢衣が刑事との恋愛を
「お互いの過去の経験」の影響を受けているのでは・・・と悩むくだりなんかは、
「ええやん別にいつだって誰だって、何かの影響を受けながら生きてるんだしさ!好きならそれでええやんか!じれったい!」
と、心の中で叫びながら読んでいました(笑)
私ってほんと単細胞・・・
男性の高野さんの方がよっぽど繊細なのでは・・・