「ソロモンの犬」 道尾秀介 著
おくればせながら、最近その良さを認識している道尾さんです。
この本もまた、道尾さんらしさ爆発と言うか、最初から最後まで2転3転するストーリーにハラハラドキドキヤキモキモヤモヤさせられっぱなしです
主人公は大学生の秋内静。
同じ大学の友人達(男1・女2)と4人でつるむ普通の男子。
彼を取り巻くのは、小学生の小さな友達とその愛犬、バイト、海が近い街・・・
なんか、設定は青春小説のような雰囲気がありますが、そんな日常の中で起きてしまう不幸な事故がきっかけで、「青春」とか言ってられない裏の顔が見え隠れし始めます。
昨日まで仲間だった友人達の言動・行動に疑問を抱くようになる静。
ほんとに、読んでいるこっちも、主人公も含めた登場人物全ての言動に「裏」が見えてくるようで怖かったです。
それにちょっとしたセリフの言い回しが、後々わかる真実の伏線になっていたりして、気が抜けません。
道尾さんはやっぱりすごいです。
読み終わった後、これはミステリーかもしれないけど、やっぱり青春小説かもしれないなと思いました。
おくればせながら、最近その良さを認識している道尾さんです。
この本もまた、道尾さんらしさ爆発と言うか、最初から最後まで2転3転するストーリーにハラハラドキドキヤキモキモヤモヤさせられっぱなしです
主人公は大学生の秋内静。
同じ大学の友人達(男1・女2)と4人でつるむ普通の男子。
彼を取り巻くのは、小学生の小さな友達とその愛犬、バイト、海が近い街・・・
なんか、設定は青春小説のような雰囲気がありますが、そんな日常の中で起きてしまう不幸な事故がきっかけで、「青春」とか言ってられない裏の顔が見え隠れし始めます。
昨日まで仲間だった友人達の言動・行動に疑問を抱くようになる静。
ほんとに、読んでいるこっちも、主人公も含めた登場人物全ての言動に「裏」が見えてくるようで怖かったです。
それにちょっとしたセリフの言い回しが、後々わかる真実の伏線になっていたりして、気が抜けません。
道尾さんはやっぱりすごいです。
読み終わった後、これはミステリーかもしれないけど、やっぱり青春小説かもしれないなと思いました。