前回は、
キョウセイ時代のぼくを書きましょう、ということでしたね。40年以上も前の教生時代の。
ところで、強制、いえ共生、おおノー、教生時代ってなあに、と聞かれる方のために。
皆さんには、中学生や高校生の頃、若い先生がいきなり教室にやってきて、さあ、これから皆さんに楽しく授業を教えてくださるxx先生を紹介しましょう、などという担任のあいさつに、学生のような若い先生がやってきて、妙に緊張した若い 先生は、コチコチになって自己紹介をした、等という思い出のある方はいませんか。そう、教育実習のことなんですね。
ぼくも、教員養成の学部に入ったものですから、必須の単位で卒業するためには絶対に必要な単位でしたから、大学の準附属的な小学校に行って、教生のスタートを切ることになったのです。子供たちはかわいかったなあ。休み時間なんか、遊ぼう遊ぼうと、ワッと来るわけ。できるだけ、一緒に遊んであげようと思いましたね。
やがて、こんな事件が起こりました。
写真・文 石郷岡まさを