最高裁判決を待ちに待っていました。夜にはがっかりしました。
2012年の選挙は、違憲状態、と判決。それは、まあ当然予想できた。ともう一つ、判決は言う。選挙無効は棄却、子供たちになんて説明したらいいのだろう。大人にだって、説明するのは難しい。最も関心を持つ大人が国民の8,9割を占めるという状況なら、まだ希望もあるのだろうが。絶望感から余計無関心層が増えたらもっといかんなあ、余計にぼくは分からなくなってくる。
ところで、日本の良さは、強さは あいまいさにあるという考えにぼくは賛同する。
なんでも白黒をはっきりとつけるという思想は、危険であると考える。
きっと、裁判官の方々はそれを実践されたのだろうか。
本音と建前を使い分けるということだろうか。どうにもしっくりしない。どなたか、ぼくに納得のいく説明をしてくださいな、ということを書きだすと止まらなくなるから、ぼくも ファジーに、この問題を深く考えるよりも 今日のカキなべの夕ご飯はうまかったなあ、とかああ、あす、電池買ってこなければなあ等という生活の細々を考えて、歯を磨いておしっこして休むことにしようっと。
フォト。文 石郷岡まさを