見出し画像

まさおレポート

極めて珍しい巨樹の枝の伐採

滞在ホテルの中庭に巨樹が何本かそびえている。それに高く伸びすぎたヤシの木もある。これらを何年かに一度整理するらしい。ヤシの木は伐り倒し、巨樹は伸びきった枝を切って落とす。今日はちょうどその日に当たっており、極めて珍しい伐採風景を見た。

朝方から伸びきった2本のヤシの伐採が始まった。30メートルは優にある。このヤシの木に男性がするすると命綱もつけずに登って行った。見ているだけで背筋がぞくぞくする。先端の葉をまず手斧で切り落とし、次に先端から5メートルづつ手斧で切り落としていった。落ちる時に地響きを立てる。ヤシの木の先端近くにいた蟻だろうか、獰猛な奴が足の指に食いつくと猛烈に痛い。蟻も住処を荒らされて興奮しているのだ。

次にふた抱えはある巨樹に登っていく。これも30メートルはありそうだ。近くのバリ人にこの巨樹の名前を聞いたがよく聞き取れない。ブッダが座る真似をするので菩提樹かもしれないと推測する。この巨樹の伐採にとりかかると、やはり先ほどの男性が垂直の樹を登っていく。一般人なら足がすくんで動けなくなってしまうに違いないが、この男は苦も無く上り、しかも片手にはのこぎりまで持っている。直径20センチほどの枝を次々と切り落としていくのは実にエキサイティングな風景でした。

見出しの写真の上部中央に赤いシャツを着た男が小さくみえるだろうか。この男が伐採のプロだ。










名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「バリ島 街の風景・海辺の風景・山の風景」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事