密林の中に忽然と姿を表すアンコール・ワット。独自の世界観を持つ小宇宙がここにある。
『地球の歩き方 アンコール・ワットとカンボジア 2019~2020』より
山や谷、そして砂と礫のゴビ。
わずかに草が生えた大平原にも生息する動物はいる。
何より、ここにも人の暮らしが存在する。
『地球の歩き方 モンゴル 2017~2018』より
とにかくモロッコという国は、あらゆる側面において強烈な個性を放っている。初めて訪れる人にとって、旅は驚きの連続になるだろう。
『地球の歩き方 モロッコ 2006~2007』より
山や谷、そして砂と礫のゴビ。
わずかに草が生えた大平原にも生息する動物はいる。
何より、ここにも人の暮らしが存在する。
『地球の歩き方 モンゴル 2017~2018』より
ウシュケ・バハ(命の水)。緑の島を潤す良質な水から生まれるウイスキーは、長い間こう呼ばれてきた。
『地球の歩き方 アイルランド 2019~2020』より
スポラデス諸島の島々は、青と白の絵の具で表現するより、緑の絵の具のほうがふさわしい。
『地球の歩き方 ギリシアとエーゲ海の島々&キプロス 2019~2020』より
4000年の昔から神の名のもとに、あるいは民族の誇りをかけ、数えきれない戦いの舞台となった。時は流れど、現在でも多くの巡礼者はエルサレムを訪れる。エルサレムを歩くことは、歴史の生き証人と会うことかもしれない。
『地球の歩き方 イスラエル 2015~2016』より
明け方、湖面にさざ波がきらめく頃、帆を張った葦舟が一艘、また一艘と現れ、かすかな風を受けながら音もなくすべり出す。こんなインディヘナたちの出港風景が、毎朝、何百年と変わらぬ姿で繰り返されているのである。
『地球の歩き方 ペルー ボリビア エクアドル コロンビア 2018~2019』より
リビアにははかなく散った人類の歴史が凝縮されている。
『地球の歩き方 リビア 2010~2011』より
夜明け前にアクセルオン。雲の白。森の緑。湖の青。
立ち寄ったガソリンスタンドで味わうコーヒーの深い香り。
時速75マイルで駆ければ、灰色の町が後ろへ吹っ飛び風だけが追いかけてくる。
『地球の歩き方 アメリカ・ドライブ 2017~2018』より
ラスト・フロンティア(最後の辺境)で私たちが出会うもの。
それは――
夜空を音もなく舞う宇宙の光。
ツンドラの大地に君臨する野生の王者。
長い間受け継がれてきたネイティブの文化。
圧倒的なスケールの大自然。
そして、荒野で出会うあたたかな人々。
そのすべてが、アラスカを忘れられない場所にする。
『地球の歩き方 アラスカ 2019~2020』より
“サマルカンド”という言葉の響きに魅了される人も、多いのではないだろうか。心の底に焼きついた町の名の記憶が、知らずに呼び覚まされるのだろう。
ぬけるような青空に、さらに深い色合いの青のドームが映える。天と地が、青の青さを競い合う。
『地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々 2013~2014』より
インド。それは人間の森。
木に触れないで森を抜けることができないように、
人に出会わずにインドを旅することはできない。
インドは「神々と信仰の国」だという。
また、「喧騒と貧困の国」だともいう。
だが、そこが天国だとすれば、僕たちのいるここは地獄なのだろうか。
そこを地獄と呼ぶならば、ここが天国なのだろうか?
インドを旅するキミが見るのは、天国だろうか地獄だろうか?
さあ、いま旅立ちの時。
インドはキミに呼びかけている。
「さあ、いらっしゃい!
私は実はあなたなのだ。」
『地球の歩き方 インド 2018~2019』より
列車に乗って行こうと、バスだろうと、自前の足で歩いて行こうと、おびただしい人々と、その間を運ばれてゆく死者たちに迎えられて、旅人はこの世界の底にある町に入り、永遠なるガンガーに全身を浸すことになる。
『地球の歩き方 インド 2018~2019』より