☆寒天屋さんの日記☆

長野県茅野市の松木寒天産業です!
通信販売も行っております(^-^)新着情報盛りだくさんでお伝えしていきます☆★

信州の伝統野菜

2022年12月14日 | 日記
みなさんこんにちは


今日は寒天ではなく……長野県の野菜のお話です

皆さんは伝統野菜と聞いて何を思い浮かべますか?

現在、全国でたくさんの伝統野菜があり、長野県はR3年3月時点で51種類の野菜が伝統野菜として認定されています

ここ、諏訪地域だと糸萱カボチャや上野大根などがあります



普通のカボチャや大根に見えますが、糸萱カボチャはミネラルがとても豊富で、硬く大きいのが特徴です

上野大根は、歯ごたえが良くたくあんとして高島城主に献上されたといわれるほど


そして現在、長野県内ではこのような伝統野菜を使った料理を食べ巡ってほしいという思いから信州の伝統野菜めぐり・グルメスタンプラリー を開催しています


対象店舗にて、伝統野菜メニューの注文や購入をして、下のチラシ兼専用はがき、または対象店舗に置いてあるはがきに
スタンプを3つ集めると抽選で信州プレミアム牛肉のすき焼きセットや伝統野菜のお楽しみセットが応募できちゃいます


信州の伝統野菜めぐり・グルメスタンプラリーチラシ



キャンペーン期間は12/25(日)まで、応募締め切りは1/5(木)消印有効となっているので
ぜひ信州の伝統野菜を食べ、長寿日本一の恵みを感じてみてください




天然寒天と工業寒天

2022年12月07日 | 日記
みなさんこんにちは



前回は、生天と生寒天のお話をしましたが、今回は天然寒天工業寒天についてお話します

寒天は、天然寒天の角寒天・糸寒天と、工業寒天の粉寒天の大きく分けて2種類になります。

どこがどう違うのかというと、まず作り方から違います


天然寒天

原料である海藻を煮て、モロブタという型に流し込み天切包丁で切り冬の田んぼで約2週間乾燥したもの

(糸寒天は天突きで麵状にして乾燥させる)


調理するにあたり、水戻しや裏ごしが必要

1本8gとして使用する

冬のみしか製造できないため、2か月で1年分の寒天を製造する

コレステロール低下や高血圧予防など、健康効果・効能が期待できる



工業寒天

天然寒天と同じように海藻を煮た後、圧縮脱水をし、粉末状にしたもの


調理の時は、水戻しせず使え、裏ごしの必要もない

角寒天1本=粉寒天4gで同じように作れる

1年中季節問わず製造できる

圧縮脱水の際、水分とともに色々な成分が抜けてしまうため、
天然寒天のような健康効果や効能は期待できない



これらは、ほんの一部の紹介ですが、天然寒天は、健康効果が期待できますが水戻しや裏ごしなど手間がかかり、
工業寒天は簡単で使いやすい分健康効果には期待できないなど、メリットデメリットがあります。

それぞれの特性に合った使い分けをしてください


それぞれの寒天をどのように使えばいいかわからないときは、お店や電話、ブログのコメントなど受け付けているので、気軽にご相談ください



皆様のご来店心よりお待ちしております




生天と生寒天

2022年12月01日 | 日記
みなさんこんにちは


この時期になると、もみじや新そば等のお祭りや行事が開催されますが、

まだまだコロナ感染者が増加しており、茅野市や諏訪市周辺でもイベントや行事が中止になっているところが多いです

また、開催されるようになったらこのブログの方でもお知らせしますね



今回は、いよいよ今月から角寒天製造が始まるということで、寒天についてのお話をします

前にも何回か出てきた「生天」と「生寒天」の違いについてです


12月中旬~2月中旬ごろまで角寒天製造時期のみ作られるのが生天に対して、角寒天製造時期以外にも出しているものが生寒天になります。

実は、この生寒天は、お客様のご要望で1年中生天が食べたいという声が多く寄せられ販売することになったんです


どちらも完全無添加ですが、冬のみ作られる生天とは違い、生寒天は小さな釜で煮るため売り切れてしまうこともあるんです

また、海藻の香りや色、コシも生天の方が強いです

その為、生天は「幻の味」と呼ばれています

この2か月間しか味わえない生天は、お店にたくさん売り出しているので生寒天との違いを感じてみてください



皆様のご来店心よりお待ちしております