☆寒天屋さんの日記☆

長野県茅野市の松木寒天産業です!
通信販売も行っております(^-^)新着情報盛りだくさんでお伝えしていきます☆★

もういくつ寝ると。。

2010年12月29日 | 日記
こんにちは


松木寒天は 明日から正月休みにはいります


私も 寒天 と そば をお土産に 実家で年越しです


寒天をお土産に買って帰るとおそらく、何か作れと言われるはず。。
と予想して

粉末だと 煮溶かしたりするのがめんどうだなーっと考え、糸寒天にしました

糸寒天はとっても使いやすい!
水に戻してそのまま食べたり、汁物にくわえたり。。。

私はよくサラダにして食べています
簡単なので

糸寒天を料理バサミで適当な長さに切っていって水で軽く戻して野菜の上に乗っけるだけ
どんなドレッシングにもあうのがいい

これでも りっぱな寒天料理です

これで乗り切ります



年越しそば調達も私の役目です

寒天、そば、野沢菜...信州の味をお土産にいってきます



今年も寒天屋さんの日記をご覧いただきありがとうございました
なかなか頻繁に更新することができなかったので
来年はもう少しがんばります


それでは みなさま、よいお年を




あ。直売所は12/30 9:00~16:00まで開いてますのでぜひお立ち寄り
ください
年明けは4日から営業いたします




寒天のあるある

2010年12月28日 | 日記
お正月に寒天料理を作るという方も多いのではないでしょうか。


実際、年末は寒天が一番売れる時期なんです



そこで増えてくるのが寒天の使い方に関しての質問、相談です


寒天のあるあるで基本的な寒天の使い方についてご紹介します


固まらない

特に粉寒天を使用した場合にあります

角寒天と違って 粉寒天の場合 溶けきっているかの判断が難しいんですよね。。。
沸騰してすぐ火を止めてしまうと完全に溶けていないので固まりません。
沸騰して2~3分はそのまま沸騰が続く程度の火加減で
寒天を溶かしきってください



角寒天と粉寒天 どっちをつかえばいいの

角寒天1本(約8g)が粉寒天4gに相当します。

どちらでも代用可能ですが、
使い方や、少し性質が違うので用途にあった方をオススメします

まずは使い方!
角寒天は一度水で戻して、小さくちぎって煮溶かさなければいけません
一手間が必要です。
溶け残りが気になる場合は漉さないといけないのも大変です

これに比べて粉寒天はそのまま使えるのでお手軽ですね


次に性質の違いを簡単にご紹介

<<角寒天>>

味はほとんどありませんが軽い海藻のかおりがあります。
溶かした時の色・・・白~黄色(にごりがある)
食感・・・柔らかいが、弾力がある

<<粉寒天>>

味はほとんどありません。
溶かした時の色・・・ほぼ透明(固まったら白濁します)
食感・・・固い

あと粉寒天は角寒天に比べると離水がしやすいということもあります。

以上のことから角寒天は食感がいいので天寄せなどには最適です!
離水しにくいので羊羹などの和菓子にもオススメです
粉寒天はゼリーなどのデザートに使いやすいと思います



冷凍保存できる

できません
寒天を使って固めたものを冷凍庫にいれてしまうと。。。
寒天成分と水分が離れてしまって解凍しても元の状態になりません

逆に、一度固めたものを温めてまた固めるのは可能です!
味が足りなかったなー なんてことがあっても修正できます

でも材料(果物等)によっては固まりにくくなる場合もあるので心配なら
電話で確認していただくといいかもしれません



以上、とりあえず、よくあるご質問からでした












クリスマスです

2010年12月25日 | 日記
おはようございます

久しぶりの更新です


クリスマスですねー
茅野はホワイトクリスマスです。


会社のからみえる風景はこんな感じ
寒そうですね。。。 
今朝、道路にある温度表示をみたら -2℃ ってなってました




クリスマスといっても今日は出勤日です
角寒天の製造期間中は働きっぱなしです
特に男性社員は土日正月もゆっくり休めないってほど
寒天屋さんに冬休みはないのです


クリスマスがすぎればあっという間にお正月がきちゃいますね
お正月料理に寒天を使われるという方もお多いのではないでしょうか
天寄せなんかは定番ですよね


松木寒天のホームページではレシピの紹介もしているのでぜひ参考にしてみてください
http://www.kanten.co.jp/recipe/dish/index.html

直売所ではホームページにのっていないレシピも無料でたくさん置いてあるので
お越しになった際は持って帰って参考にしてみてください







生天と生寒天

2010年12月16日 | 日記
こんにちは


チラシ効果でしょうか。
昨日に引き続き、今日もたくさんのお客様がお店にきています


皆様のお目当ては やはり生天(なまてん)です
角寒天製造時期にしか食べられないとなるとやっぱり気になりますよね


実は松木寒天では、角寒天製造時期以外にも ところてん をいただけるんです。


角寒天になる前のものを”生天(なまてん)”と呼ぶのに対して、”生寒天(なまかんてん)”といいます



ところてんは暖かい時に食べるのがおいしいですよね
しかし 生天 は12月中旬から2月中旬まで と一番寒い時期にしか食べられません


せっかく生天を作る技術があるんだ! 生天 で終わらすのはもったいないっ

ということで、作られたのが”生寒天”です


生天同様、原料は 職人厳選の天草 です。


生天と生寒天の特徴を簡単にご紹介します



<<生天>>   
完全無添加!やや強い天草の香り。
やや硬く、コシのある食感、淡い色。



<<生寒天>>
完全無添加!天草の香り。
やや柔らかく、コシのある食感、濃い色。



食べ比べてみるとよーく分かるのですが、まず海藻の香りが違います。
地元では やっぱり生天が好きって方が多いみたいです
加えて モチモチっとした食感!生寒天ではこのもちもち感がなかなか出せないんです

でも どちらもとってもおいしいんですよー!



生天は 角寒天の製造用に大釜で大量に作られるので売り切れる心配はないのですが、生寒天は小釜での製造になるので売り切れてしまう場合があるのが難点です




まだしばらくは生天期間が続きますが、2月中旬あたりには生寒天が出てきます。



生天と生寒天の違いが分かれば かなりの寒天通 です




広告はいりました♪

2010年12月15日 | 日記
おはようございます


今日も寒いですね


まだ路面が凍ることはないと思いますが
運転が怖くなってきますねー

どんなに雪道に慣れていても滑る時は滑る
って どうしようもないんですかね

急ブレーキ 急発進 急ハンドル に気をつけて毎年ノロノロ運転しています



さて、今朝の新聞に 松木寒天の広告がはいりましたー
小さいサイズなので見つかりにくかった



生天のお知らせです。



角寒天の製造が始まって1週間です
すでに生天(なまてん)を求めてお店にいらっしゃるお客様も多く見られます




お店の営業時間は 
平日 9:00~17:00 土日 9:00~16:00
です


午前中に来ていただくと、角寒天の製造の様子が見れます

寒い中、たくさんの もろぶた を処理していく たくましい社員達にエールをお願いします




混まない時間にゆっくり試食してお買い物したいわ というお客様は、
そうですねー、、、11:00~14:00は避けてもらったほうがいいかもしれません混み合う時間帯です

お手数でなければお電話で確認してもらうと確実ですが




では、皆様のお越しを心よりお待ちしております




そのまんま寒天を食べよう

2010年12月13日 | 日記
今年も残すところ3週間もきりました
あっという間ですねー

週末、車のタイヤをスタッドレスタイヤに履き替えました
これでいつ雪が降っても安心です



今日は人気商品、そのまんま寒天についてご紹介していきます




"そのまんま寒天"
誰かを想像してしまいそうな名前ですが、、
まったく関係ありません


そのまんま とは、汁物にそのまま入れて食べられる!ってところからきています
簡単ですよねー

水洗いも、手でちぎる必要もないように加工した、角寒天です。
寒天が手軽に食べられます。


直売所では試食ができます


まずは新商品から

前にも紹介しました、"寒天がおいしく食べられる魔法のスープ"
コーンポタージュです




そのまんま寒天専用と書いてあるだけあります
スープのとろみがちょうどよくて、ふやけた寒天とよく絡みます


スープ2つ目 しじみスープ





こんなスープのコーナーがあります。
試食はほぼセルフサービスになっていますが、作り方も書いてあるので誰でも簡単に作れます




ごまの風味が効いていてとてもおいしいです
お好みで、白ゴマ、七味ごまラー油、あごだし、焼き海苔とろろ を加えてみてもおいしいですよ。

お気に入りは 七味ごまラー油 ぴりっと効いておいしい






もう1つ 

簡単にできる一品をご紹介


残念ながら今は試食は出ていないのですが、、
そのまんま寒天の酢の物 です





この3つがあればすぐです


なんと、寒天と海藻サラダを水で戻して水気を切ってお手間とらせ酢をかけるだけ
数分で出来ちゃいます。水さえあればできます
お手間とらせ酢はここでも大活躍です



今日紹介した食べ方は、
一度水でキレイに洗ってもらえば普通の角寒天でも代用できます
その場合、水はしっかり絞ってください




寒天のおいしい食べ方、せっかくなので、まずは試食でお気軽にお試しください
























そうだ生天を食べよう

2010年12月10日 | 日記
こんにちは


お昼も過ぎて、ちょっと小腹がすいたなーという時間です

ブログで紹介する為!という理由で、生天(ところてん)をいただいちゃいます




みなさんは ところてん 食べるとき何をかけて食べてますか??

三杯酢なんかが一般的なのでしょうか。



松木の直売所では ところてん の無料試食を出していますが、
かけるタレが沢山あるんです

酸っぱい系 甘い系 しょっぱい系 など色々です。


今日は、ところてんのタレを、味見をしながら 紹介していきたいと思います


これが試食で出しているタレたちです





左から、青じそ / ごまだれ / お手間とらせ酢 / 生しぼり橙ぽん酢 / 
生しぼり柚子ぽん酢 / 山椒の醤油漬 / 自家製くろみつ

プラス調味料として、きな粉、白ゴマ、練りからし、ごまラー油 も置いています


私も ところてん はよく食べますが、いつも青じそドレッシングで食べてます。


もともとは ところてん が苦手だったんですが、市販のところてんよりも
くせのない 松木の生天と、さらにそのくせを消してくれる青じそは最高です


青じそ最高っ!!と思っていたので 青じそのほかはほとんど食べたことありません。


めずらしいタレもあるので今日は試してみたいと思います



写真左から順番にいきます

青じそ : やっぱりおいしい 程よい酸味でとても食べやすいです

ごまだれ : さっぱり食べるところてんとはひと味違います!
とろりとしたごまだれがよくからんでおいしい。

お手間とらせ酢 : あらかじめ砂糖や醤油、だし等で調味されているお酢です。
味は、、、うまい!鰹だし?が効いてます。最後飲んじゃいました。

生しぼり橙ぽん酢 : 通常のぽん酢より酸味がだいぶ強く感じます!
酸味が強いせいか、いくらでも食べれそうなくらいさらっと食べれます。

生しぼり柚子ぽん酢 : 橙ぽん酢の柚子バージョン。
柚子の風味が効いてておいしいです。
                    
山椒の醤油漬 : 甘辛い感じがとてもおいしいです。かけるだけじゃなくてこれに漬け込んでもおいしいと思います。浅漬け感覚で。

自家製くろみつ : 最後のシメに甘いタレ。ヘルシーデザートです。
甘さを控えたくろみつに、きなこをかけるとさらに◎


なんと、全部おいしい
さすが選び抜かれたタレたちです


ちょっとずつでしたがお腹いっぱいです


今回、勝手に一位を決めさせてもらうと。。。

お手間とらせ酢 青じそ ごめんっ

最後飲んじゃうくらいおいしかったです。
写真では300ml入りの小さいものですが、お店には一升瓶でも置いてます。
小さいのよりも一升瓶の方が売れているとのこと。納得です




生天はお好みでところてんの太さが選べます <<大 中 細>>
試食で出しているのは"中"です

他に、ブロック(ところてん状にしない)、キューブ(みつまめなんかに最適)
があります


今日紹介したかけダレだけじゃなく、味噌に漬けたり、汁物に加えたり(煮ると溶けるので注意です)と食べ方は色々です



おいしく簡単に食物繊維が取れるうえに健康にもいい!


ところてんダイエット、寒天ダイエット って前にはやりましたよね。
いつのまにか消えていってしまいましたが、効果はアリですよー
おいしくない、飽きた、で続かないんでしょうか


食べ方次第です


市販のところてんが苦手で、、という方には 生天 は とってもオススメです


お腹の中からキレイになってこれからの時期なら、 正月太り 防止にも役立つはずです





次回、そのまんま寒天のおいしい食べ方について紹介します

冬向けの暖かい食べ方もあるので ところてんは寒い という方にもおいしくいただいてもらえると思います




干し場 見学!

2010年12月09日 | 日記
おはようございます
今日も寒いですね
午前中は雪が舞っていました


今日は、寒天が凍結、乾燥される場所である 干し場 について紹介します


寒天の干し場は "庭"と呼ばれています。


写真を撮ってきてもらったのでご紹介します




庭の風景です
  

冬の間使わない畑を借りて、干し場として利用させてもらっています

木枠のようなものが沢山積み上げられていますねー
これは生天を並べて凍乾させるための台です。



作業風景も撮ってきてくれました




これは運ばれてきた もろぶた から生天を台にうつしているところです
 4~5本持っていますか!????


生天は弾力はありますが折れやすいものです
固めのゼリーといったところでしょうか
しかも長さが30cm近くあるので一気に4本なんて簡単に持てるものじゃありません
1年間ブランクがあるにもかかわらず。。さすがです
しばらくしたらあと3本くらい追加できそうですね




針のようなものをさしています

昨日の 人工寒天(笑)の製造過程でもでてきました

切り込みをいれて、形を良くするための工程です
釘刺し と呼ばれる作業だそうです。

冷気の伝達が均一になって、融解、乾燥にも都合が良いらしいです
よく考えられています


凍結の準備ができた生天たちは、一旦、10段くらいずつ台を重ねられます。




生天の乾燥を防いで、日中の高温を避けるためです


庭のあちこちに置かれています




これらは、日が落ちるくらいに広げられて、夜の間に自然の力で凍らせられるんです。


寒い中、一日がかりの大変な作業です



冷凍庫で角寒天作ろうなんてとっても失礼なハナシです 
でもまぁ、、、実験なので。。





沢山の方々のおかげで角寒天は作られています


前回の製造時期には見学できるバスツアーなんかも組まれていたようです

テレビ放送もよくやっていましたね

冬にしか見られない光景ですから 一度実際に見てみるのも勉強になるかも





角寒天をつくろう

2010年12月08日 | 日記
おはようございます

今朝はすごく冷え込んでいます

朝すれ違う車に雪が積もっていました
近くの山々も白くなっていたので、もう雪が積もってしまう時期なんだなぁと
感じさせられました

寒いのは苦手です




さて、干し場の写真がまだ手にはいらないので

昨日もらってきた 生天(なまてん)で、角寒天を強制的に作ってみます

イメージが伝えられたらいいのですが


まず生天の表面に切り込みを入れます。


これは凍結、融解を繰り返す際に形の縮み等、変形を防ぐ為です


さて、本来ならば自然の力で夜 ゆっくりと凍結させる工程を 冷凍庫で一気に
凍らせましたーーー





カチカチです。
表面に小さい切込みがいくつかあるのが見えますか?

分かりづらくてすみません


この氷を溶かしていきます。。。これは室温で

  


なんとなくそれっぽい感じになりました

生天の中の水分が氷になって、その氷が溶けることによって
寒天成分だけが残るんです

さらに生天の色が水に移って抜けていきます



これを繰り返していくと、白い角寒天になります
すでに右側の写真では白っぽくなってますね

一日じゃここまでが限界です



どうせなので、このまま何日か続けて、 なんちゃって角寒天 を作ってみようと思います
それを使って何か作れるかなー。。甘いもの食べたいなー。。
なんて



わざわざ自然の力を利用しなくても大きな冷凍庫でも製造できるんじゃないか・・・

ということも考えちゃいますが、やっぱり天然と人工は違うんです



乾燥した時に角寒天の角がしっかりせずにつぶれてしまいます


四角いものの水分を抜くだけだからそのまま四角になってほしいところですが

角寒天の角ばったあのキレイな形は、天候、気候を長年の経験で見極めた

職人さんの技で出来たものなんです





明日、干し場の写真が手にはいる予定です


干し場の様子を伝えます



















角寒天の製造が始まりました

2010年12月07日 | 日記
おはようございます

本日より、角寒天の製造がはじまりました


昨日の夜から 寒天液を流し入れる もろぶた と呼ばれる水色の容器の準備ができていました




この写真はほんの一部
数はこの4倍くらいはあります


今朝 出勤してきた時にはすでに作業がすすんでいました


海藻の香りがすごいです

いい香り....と思う人もいるでしょう


もう慣れましたが、私は 苦手です
ところてんはすごくおいしいんですけどね


それでは写真で少し紹介していきます




これは昨日のうちに準備しておいた もろぶた に寒天液が流しこまれた状態です。
写真のはもう固まっているものですね

釜とつながっているホースのようなもので流し込んでいきます

すべて手作業なので大変な重労働です



次にこの固まった寒天液を長方形になるように切っていきます。
天切りという作業です



一本もらってきました

角寒天と比較してみます。



生天の大きさは 29cm×4cm×5.5cm

これが凍結、融解、乾燥して角寒天になるんです


角寒天の大きさが 27cm×3cm×4.5cm

なので水分が抜けるだけで随分変わります


重さも 約600g  から 約 8g 程度 になるので約 98.5 %は水分ですね

直売所ではこの段階のものを天突きで突いて、ところてん状にして試食として出しています





この天切りが終わったらまとめられて、干し場である畑の方へと運ばれていきます





会社から様子が見れるのはここまで



干し場の様子は写真とってきてもらってアップできるようにします


気温、天候など考えての作業です 職人技が光ります