日毎の糧

聖書全巻を朝ごとに1章づつ通読し、学び、黙想しそこから与えられた霊想録である。

あふれる祝福

2006-05-11 | Weblog
 15章28~29節「あなたがたのところを経てイスパニアに行きます。そのときには、キリストの祝福をあふれるほど持って、あなたがたのところに行くことになると思っています。」
 彼が実際にイスパニアに伝道の足を運んだ記録はない。しかし手紙を執筆した時、ローマ訪問自体が困難な状況と考えられたであろうのに、更に地中海はるか西方イベリア半島を目指していたとは驚きである。
 15章に5節「忍耐と慰めの神」、13節「希望の源である神」、33節「平和の源である神」に気付かされる。
 この「~源なる神」とは、パウロの「キリストの祝福をあふれるほど」ということばと結び付いていよう。
 溢れる希望、溢れる平和、溢れる祝福、 これが世界への福音宣教となったといえよう。