昨日は、2時間以上をかけてウィルス対策ソフト「NORTON」の作業を重ねたあげく、契約などキャンセルの電話をオペレーターにかける事に費やしました。
それまでトレンドマイクロ社のウィルスバスターを使っていたのに、1年近く前、気の迷いでノートンに切り替えたのでした。使ってみると小難しい用語が沢山出て来て作業が多岐にわたり、新たに便利なサービスが必要とわかると、そこは別料金で、数万円かかることになります。しかも、期日が来たら自動的に契約は継続されるというのです。
実際使い勝手が悪く、Wi-Fiなどでデータをやり取りし、大きなファイルを落としてくることが困難になる、写真ファイルを開こうとするとなかなか表示されない「フリーズ」状態になることも増えました。何よりも意味不明な用語(英語)が多く、何かが足りない、とかなんとか、しきりに金をかけてサービス追加・拡張を促すような作業が多いのです。
そこで、自身の「終活」を意識して妙な契約はどんどん整理しようという最近の基本指針に基づいて、契約を解除しようと思い立ったのです。ワタシは昭和の人間なので、ネット上で操作をして手続きを完結させるといった事は苦手であります。あくまでオペレーターとやり取りし、現状の契約状況を聞いたうえでこちらの希望を伝えることが当たり前になっております。しかし、このノートンという会社のHPなどいくら探しても電話番号が出てきません。
実際に、オンライン上でキャンセルするという項目を追いかけていくうちに偶然電話番号が出てきましたが、それまでに30分くらいかかりましたよ。で、電話する前にこちらの名前や契約情報・メアド・用件などを書くタブが出て来てそれをデータで送りました。電話をかけても呼び出し音が続き、10分ほど繋がらず、他の用事を済ます事ができました。
そしてようやく男性のオペレーターが対応してくれました。
こちらの用件を伝え、契約期間の残存あと2年はこのまま使う(途中退会によるキャッシュバックはなし)①その後は延長契約しない。②お試し60日の無料サービス(どんなサービスなのか良く知りませんが)は、期限が来たら契約しない(金は払わない)ということで電話を切りました。これなら、あと2年以内にワタシにもしもの事があっても新たに課金されたり「契約解除」でもめたりすることもなかろう、と思います。2年後に生きていたらもうウィルスソフトやスパムメール除去ソフトなど無しで、新たな契約はしないつもりであります。
昨日は以前の勤務先から定期的に送られてくる「会員の訃報」が届きました。10人のOBが亡くなっていました。自分の知り合いの方はいらっしゃいませんでした。10人中90歳代が4名80歳代が4名、あとは70歳と71歳の男性。
自分自身気が付けば、いつの間にか平均寿命から計算すると85%の人生が終わり、残り15%、11年くらいしか残されていません。
何年後かは存じませんが、自分が亡くなった後、少しでも残ったもの達が困らないように、①契約関係は出来るだけ解消し、残るもののIDやPWなどは書面に残す ②相続税などの追徴分の資金を出来るだけ貯え、足りなかったらわずかな不動産を売却するように指示する ③兄弟仲良く均等に資産を分配し、小さいながらも経営している零細企業を存続させる・・・などといったことを少しづつ整えて参ろうと思うのであります。