植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

久保君 そろそろ化けて下さいよ

2020年10月13日 | スポーツ
 待ちに待ったサッカー、フル代表のAマッチが、先日オランダで行われました。第一戦がカメルーン、召集された選手は、勿論日本代表にふさわしいキャリアと実力の持ち主で、コロナを勘案して海外組だけで集まりました。

 「ああ、夢のような時代が来たのです。」

 海外組だけで充分Aマッチを戦えるのですよ。それどころか実際最低2チームを作れます。海外で活躍した選手と言えば昔は奥寺、更にだいぶ後になって三浦カズ、そして中田英あたりが、思い浮かびますが、ながらく世界的な舞台、欧州5大リーグのセリエA、リーガエスパニョーラ、イングランドプレミアリーグ、などではほとんどプレーさせてもらえる選手はいませんでした。

 数えるほどであった日本人選手ですが、ここ10年ほどで長谷部・長友・本田・乾・岡崎・香川・吉田マヤ・岡崎などが次々に日本を出て活躍いたしました。いまや、5大リーグだけで20名以上、他地域を入れると60名以上海外でプレーをしているのです。

 現在最も期待と注目を集めている若手は、南野・久保・安部 裕葵あたりです。実際は久保を含め、日本の選手の多くは出場機会に恵まれず、特に2部リーグでくすぶっている選手も多いというのは、逆に世界のレベルの高さを示しているとも言えます。

 ともかく、鳴り物入りで移籍したトッププレーヤーたちの多くが、結果を出せず試合に出る時間が少なく、あるいはレベルの高い試合に出場できないまま、コンデションを上げてこれないのですね。しかも、コロナのせいで、世界全体で試合数も激減しております。

 そこで、カメルーン戦は、凡戦と言えるほど内容に乏しい展開でした。0-0のスコアレスドローは、まだ、日本代表がまだチームとして整わず、個々の選手の調子も非常に低いということと、富安・吉田というセリエAのレギュラーに定着しているディフェンスの貢献という当然の結果ともいえるのです。

 昨年来、森保監督の選手起用や交代・戦術面でいくぶん問題点も指摘されております。揃っているはずの駒を使いこなせない、失点が多い、セットプレーのキッカーが育たない、など気になる点が多いですね。

 今夜は、2戦目でコートジボワール代表とのテストマッチであります。恐らく「点を取りに行く」布陣になろうと思います。ボランチによるボールキープと組み立てが出来ていない、サイドバックからのアタックが欠けていたことをどう修正できるか。積年の課題「決定力不足」解消の光明が見えるか?

 すでにエース大迫は、代表を離れました。カメルーン戦で突破口を開いて何度も裏に飛び出した快速FW伊東純也、まだフル代表で結果を残していない鎌田大地、そうして、テクニックとパスセンスの塊、久保建英のフル出場が待たれるのです。
 久保は、勿論決定力もあり、ゲームメイクも出来るので90分出続けて、得点に絡み、結果を出すことで次の試合につなげることが出来ます。もしかしたら久保は現在のチームビリャレアルを離れる可能性も取りざたされております。尚更今夜の出来・プレー次第で移籍先も違ってくるかもしれません。

 もし、彼に必要な自信と周りからの信頼を勝ち取ることが出来れば、とんでもない選手に飛躍する可能性を秘めており、それはまた日本代表が更にい段進化する起爆剤となり得るのです。

 真夜中に始まりますよ・・・今夜は興奮しそう💛

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