全米女子オープンが始まりました。
コロナの影響でゴルフ界も激動の一年、試合の中止が相次ぎ様々な日程調整を余儀なくされました。今回のメジャートーナメントも、初めての冬季の開催で、二つのコースで予選ラウンドを戦い、通常より1時間以上も早いスタートなどやりくりしての運営になりました。
先ほど、渋野日奈子選手が、ホールアウト、今日は-4で回り、堂々の1位での予選通過でした。彼女は昨年全英で奇跡の優勝を遂げ、一躍時の人になりました。今年はスイング改造を始めて、一時大きく調子を落としましたが、直近の国内ツアーで好成績を収めて、上り調子でLPGAメジャーに臨みました。
恵まれた体格、体の柔らかさ、メンタルの強さが彼女の特徴です。今回下半身が一回り大きくどっしりとした印象で、相当筋力トレーニングをしたのだろうと思います。寒さに慣れた日本人選手、二日目は悪天候になる前にホールアウトできるといった幸運も味方しています。もしかすると、日本人初めての全米女子制覇が現実となるかもしれないのです。
今回は156選手中、日本人選手は19名エントリーし、うまくすると9人が予選突破しそうな勢いであります。畑岡、比嘉選手を除けば、他は国内ツアーの選手ですから、黄金世代と呼ばれるこれら若手選手の台頭はめざましいのです。
寝不足になってもあと2日、早朝からしっかり観戦・応援致したいと思います。
それはともかく、コロナが酷いことになってきました。
ひげの自衛隊議員、佐藤センセイが、「自衛隊は便利屋ではない」と言い放ちました。各県からの医療関係者派遣要請に「くぎを刺した」んです。
何を勘違いしているのだっ。自衛隊員になってから退職するまで、一度も敵に攻撃されず、一度も敵に向かって銃を撃つことも無く、安全なところで訓練さえ続けていれば身分保障・安定収入が得られる世界一恵まれた職業なんですよ。
国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接・間接侵略に対して国を守るのが主たる任務です。医療崩壊が悲鳴のように上がって、連日死者が増えるという、全国国民の安全が脅かされている今こそ、出番なんでしょうよ。
「この時の為に、訓練し給料を貰ってきました。何なりとお申し付けください。」と言うべきなのではないでしょうか。お隣の国のように、軍備費を一時的にコロナ対策に振り向けるべきでした。補給艦・運搬船などを改造して、外部と完全隔離できる一時的な「病院船」を用意すべきなのです。全国にある自衛隊の施設や敷地に野戦病院を設けるなどやることはいくらでもあります。
自衛隊の病院施設は、防衛省関係者専用病院にしてはならないのです。しぶしぶ8人ばかり派遣したそうです。やらんよりましですが、焼け石に水と言えます。
おたんこなす、脳天気、口先だけ、べらぼうめ!その他何でもいいから、放送禁止用語をつけたくなる官房長官が「お互いに危機感を共有しましょう。」などと寝ぼけたことを言っています。危機感が無いのはあんたらでしょうが。国会を閉じ、記者会見を拒否し、専門家会議の提言はこけにし、不要不急の法案を目くらましに出しています。
この加藤センセイ、安倍政権末期の厚労大臣で、コロナの対策の先頭に立つべき立場でした。「発熱4日ルールは保健所と国民が誤解した」と後世に残るような暴言を発しました。さすがに、大きな批判を浴びましたが、菅さんは何食わぬ顔をして、自分の後釜の官房長官に据えました。
加藤勝信、大蔵省の役人から、政治家秘書を経て加藤六月さんの娘と結婚して政界入り。危機管理が甘く、口先だけ達者で実が無い、顔色を変えずに平気で嘘をつける官僚の典型です。
思えば、コロナの対策で担当大臣に指名したのが厚労大臣でなく、「経済再生担当」の西村さんであったのが、一連の経済優先、生命・医療軽視路線の象徴、始まりであったんです。この方は、いかにも口が軽くおっちょこちょいで、なかなか国務大臣の声がかかりませんでした。担当大臣でも大臣、「感染者数は神のみぞ知る」とおっしゃいました。こんなヤツが、100年に一度と言われる厄災、世界同時のコロナパンデミックの日本の責任者なのです。
将棋で言えば「詰んだ」、囲碁で言えば「投了」、医療機関は崩壊が始まり、感染者数は連日のように最高値を更新しています。防止対策が「自粛頼み」という日本モデルはもはや通用しないのです。
御用学者と揶揄された尾見センセイも、さすがに怒っている様であります。
もっと怒っているのは国民です。もっともっと怒らなくてはならない、と思います。
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