人の弱みに付け込んで荒稼ぎする、というのが「惨事便乗型資本主義」だ。
最近の例で言えばコロナウイールスであり、ロシアによるウクライナ侵略がらみだ。
別名「火事場泥棒資本主義」ともいう。
コロナウイールスでいえば、ワクチンを打っても打たなくても感染率はほぼ同じというデーターが今頃になって出てきた。
散々恐怖を煽って「ワクチン、ワクチン」と大騒ぎしたのだが、いったいあれは何だったのか?
コロナワクチンの製造メーカーが、わずか半年ぐらいで製造できたというのも何とも不思議な話だ。
しっかり検証してもらいたいものだ。
そしてロシアによるウクライナ侵略。
ウクライナ国民を塗炭の苦しみに追いやって、その陰でほくそ笑んでいる人たちがいるのではなかろうか?
不謹慎なことだが、軍需産業にしてみたら何とも喜ばしいことだ。
しかもこの戦争はできるだけ長く続いた方が良いのだ。
国内に目を転じれば、真っ先に食いついたのが自民党保守派と維新の会。
憲法9条改正はもとより、「核共有論」、「敵基地攻撃論」、「防衛費倍増論」など声高に論じている。
そして次は「中国による台湾侵攻」だと語気を強める。
なかでも安倍晋三元首相の突出した発言は、何か狙いがあるのだろうか?
プーチンに「侵略をやめよ」と電話の一本くらいしたらどうだ。
晋三、ウラジミールと呼び合った中ではないか。
最近テレビのワイドショウは見ないようにしている。
問題点を掘り下げないで、「ショック・ドクトリン」をこれでもかと押し付けて来るからだ。
そしてウクライナ絡みの記事もほとんどが独自ソースというよりは英米からの受け売りだ。
日本の報道の自由度がどんどん下がっていくことに対する危機感をもっと持ってほしいものだ。
「一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ」
一匹の犬が物影に向かって吠え出すと、その声につられて百匹の犬が盛んに吠え出す。