「不易流行」という言葉がある。
いつまでも変わらない本質的なものを大事にしつつ新しい変化を取り入れる、ということ。
松尾芭蕉はこのことを大事にした。
別の言葉で言えば、「昨日の我に飽ける人こそ、上手にはなれり」
しかし概して従来通りのやり方を守った方が楽ではある。
それではいけないのだろう。常に新しいものを求めるべきなのだ。
利休梅
大好きな花だが、北海道では冬越しが難しい。
それでも頑張って花を咲かせた。
鶴田浩二(もうこの俳優を知らない人が大部分だろうが)の歌の中のセリフ、
「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものものを欲しがるもんでございます」
鶴田はこの言葉の後に「どこに新しいものがございましょう」と慨嘆する。
この国は民主主義国家のように思われているが、一皮むけばカネが支配する国に成り下がったようだ。
「裏金」という金をどうしても死守したい。そこでムジナ3匹?がスカスカの巣穴づくりを始めたようだ。
新しく変えたように見えるが実際は何も変わっていない。
アライグマ
鳥のエサを狙う
飛花落葉の散り乱るるも、その中にして見とめ聞きとめざれば、おさまると、その活きたる物消えてあとなし。
花や葉の散り乱れるさまは、一瞬のうちに消えてはかない。だからその一瞬をとらえて句を作りなさい。
人生も同じ。一瞬に生きろと芭蕉は言うのだ。
デージー