物価高騰が国民生活を直撃している。
自民党はこの原因を全部「ロシアによるウクライナ侵略」のせいにして逃げ切りを図ろうとしている。
「決断と実行。暮らしを守る」という割に、出てきた政策は2000円の節電ポイントだという。
何ともせこい。まともに国民生活と向き合っているようには思えない。
ロシアによるウクライナ侵略前から物価はじりじり上がっていた。
その原因の一つは日銀による「円安放置」だ。
安倍晋三元首相が未だに院政を敷いているので「アベノミクス」に手を付けられない。
アメリカの金利はこれからも上昇するのでますます円安傾向は続くだろう。
日銀黒田総裁は燃えカスのアベノミクスを死守しようと、狂ったように国債を買っている。
安倍政権以降、国民を目くらましのような「キャッチフレーズ政治」でごまかし続けてきた。
もはや国難ともいえるこの物価高騰は小手先の技では対応できない。
オーソドックスに、
消費税の減税とアベノミクスによる円安放置政策の修正を行うべきだ。
ただこのところの論戦で分かってきたのは、自民党には全くやる気がないということだ。
少しおごり高ぶりが過ぎる。
奢る者は心常に貧しく、倹なるものは心常に富む
そのうちに「驕る平家は久しからず」とならないように注意することが肝要であろう。