自民党茂木幹事長の問題発言(26日NHKの日曜討論)、
「野党の皆さんがおっしゃるように(消費税を)下げるとなると、年金財源を3割カットしなければなりません」
10兆円規模の減税を行えば確かに社会保障費の約3割に穴があく。
しかし野党の主張は時限的(2~3年)で、財源は国債で賄うと主張している。
また恒久的には、代替財源としては法人税の引き上げや富裕層への配当分離課税強化を挙げている。
茂木発言はその辺を無視しているわけで、有権者(年金受給者は約3500万人)を恫喝しているようなものだ。
1週間前の日曜討論では高市政調会長も意図的な?ウソ発言。
「消費税は法律で社会保障に使途を限定されている」
カネに色がついていないから消費税による税収はなんにでも使える、というのが真実。
早速ネットでは(#平気でうそをつく高市早苗)がトレンド入りした。
茂木幹事長は「頭が良い」という定評があるが、「人柄は悪い」というのも事実のようだ。
人柄が悪いというのは政治の世界では「義理と人情に欠ける」ということらしい。
最近の言葉で言えば極めつけの「パワハラ体質」
高市早苗政調会長も似たような「お人柄」ではなかろうか?
ところが上司に当たる岸田文雄や安倍晋三に対してはゴマすりに専念しているとか。
消費税減税は、経済対策の一環として世界中で行われている。
実際に減税を実施・予定している国と地域は91に上る。
年金生活者がもっと怒らねばならないのは、日本がこの物価高騰の折に年金を引き下げた唯一の国であるということだ。
(寡聞にも同様の国があるとは聞いていない)
政権与党として自民党は少し傲慢になっていないか。
一部大企業や富裕層のための政治を行っていないか。
「民のかまど」に水をかけるようなことをしていないか。
良く反省をしてもらいたい。
反省がなければ今度の参院選で「お灸をすえる」ことも必要だ。