行雲流水の如くに

衆参同日選に向けて虚々実々の駆け引きが始まったー--ポイントは公明党の出方だ

自民党の萩生田幹事長代行の消費税先送り発言によって、連休明けの政界は慌ただしくなってきた。
萩生田発言のポイントは2点ある。
まず第一点は景気次第では消費税先送りもありうる。
第二点はその場合、国民に信を問う必要がある。ただしスケジュール的に同日に行うのは無理があるので衆院解散は秋が考えられる。

今のところ自民党の執行部は予定通り消費税引き上げは行うと発言している。そして同日選については「安倍首相の決断如何」という言い方だ。
ところが公明党の山口代表は同日選については明確に反対している。
しかし妥協案として、公明党の幹部の多くは「準備のために参議院選挙から3か月明けてくれれば構わない」と打ち明けているという。

この辺りが安倍官邸と公明党との間で練り上げられたシナリオではなかろうか。
衆参同日選は公明党が組織の結束力が二つの国政選挙で減じられるので絶対に反対する。
実際自民党は、公明党、創価学会の積極的支持がなければ勝てない。
自民党単独では大した力はないのだ。何か力がありそうに見えるが「張り子の虎」が実態だろう。

小沢一郎はかって公明党・創価学会に太いパイプを持っていた。
「オリーブの木」などという構想にこだわる前にこちらの方に手を突っ込んだらどうだろうか。
要するに今の公明党と創価学会の関係は盤石ではない。
何となく成長の限界が見えてきたような気がする。自民党にぶら下がっていても明日はなかろう。
政治から離れて本来の宗教団体としての使命に立ち戻り信仰の深堀に邁進すべきではなかろうか。

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