新型コロナウイールス対策を検討する専門家会議が、ついに業を煮やしたようだ。
医療体制について、「爆発的感染が起こる前に機能不全に陥ることが予想される」と極めて強い警告を発した。
2月24日に専門家会議はこの1~2週間が瀬戸際だと宣言したのだが、安倍首相は28日、小中学校の休校でお茶を濁した。
とりあえず「やってる感」を演出したのであろう。
このころはコロナよりもオリンピックのほうが大事だった。
その意味では東京都知事小池百合子も同罪である。
「国民の命に関わること」を最優先するのが第一である。
オリンピックも大事だがその重さが数段違う。
安倍晋三も小池百合子も国民や都民に外出自粛を要請するばかりだ。
本来の使命である医療体制の充実に何ら有効な手を打っていない。
しかも自分たちが要請した結果、収入が激減して明日の生活もままならぬ人たちに対して、極めて冷たい扱いである。
決断をアピールしているが、その決断によって困窮する人たちが出れば責任をもって救うのが、「責任を取る」ということだ。
こういうう人たちを「武士の風上にも置けない」という。
大都市において今のような感染状況が続けばベッド数が不足するのは目に見えている。
3月の初めから対策を打てる期間はあったはずだ。いったい何をしていたのだろうか?
安倍首相は高級レストランで会食三昧、その妻も高級レストランで花見に興じていたのか?とんでもない話だ。
最前線で戦っている医師や看護師たちと共に現場に出よ!生死を共にせよ!
(それくらいの気持ちをもって)
若し出来ないのであれば即刻退陣すべきである。