自民党総裁選は9人も候補者が出て何かと騒がしい。
「私だったらアレをやります」あるいは「コレをやります」のオンパレード。
「だったら国会が開いている時にヤレよ!」と言いたいところだ。
米不足に何ら有効な手も打てず、「もう少し我慢してください」なら小学生でもいえる。
日本が亡国に近い状況になった太平洋戦争の遠因は、日清・日露の戦争に勝ったことにある。
勝って兜の緒を占めよ、と言われるが、日清・日露の戦争に勝って驕ってしまった。
例えば零式戦闘機の乗員席の後ろに防御板を置かなかった。
戦艦大和も対空防御についてほとんど想定していなかった。
そして昭和8年国際連盟を脱退するのだ。
謙虚な姿勢があればこんな発想になるわけがない。
今回自民党の総裁候補に出馬した9人は、ほとんどが世襲政治家か官僚あがりのハーバード大学留学組のエリートだ。
◎根拠なき自己過信 ◎驕慢なる無知 ◎出世欲横溢
そして横ぐしに刺さっているものは「底知れぬ無責任」
少し冷静な目で彼らの言動を注視しておくべきだろう。