医療の現場から悲鳴に近い声が上がっている。
特に大阪、東京、北海道、名古屋などだ。
しかし菅政権はそんな声には一顧だにせず、「GOTOトラベル」に邁進している。
アライグマとタヌキの鳩首会談ならぬ、菅・小池会談で次のような対策が打ち出された。
「高齢者や基礎疾患のある人は自粛すべし」だとか。
「もう十分に自粛している、何をいまさら」というのが高齢者の正直な気持ち。 本当にこの国の劣化を嘆かざるを得ない。
菅政権が始末に負えないのは、人の言うことに聞く耳を持たない強権政権ということだ。
そして警察や検察のような準軍事組織を占有化しようとする。
そのよい例が安倍・菅政権の門番にしようとした黒川検事長の登用だ。
(これはSNSの盛り上がりなどで潰すことが出来た)
ただ警察権力は完全に握ってしまった。
それが杉田官房副長官であり北村滋国家安全保障局長が菅義偉の両脇を固めている。
(ともに警察官僚出身)
日露戦争の時、大山巌(満州軍総司令官)は、部下に対し絶えず一案のように見せながら、実は懐に第二案を持っていた。
しかるに今の菅義偉には「GOTOトラベル」のみしか案がないようだ。
医療崩壊が起きないように「神頼み」するしかないのだろうか。
出でよ密かなる第二案を持っているリーダーよ!