三重苦を背負ったヘレン・ケラーは、もし得られるとすれば聴力が欲しいと答えたそうである。
歳をとると目もしょぼしょぼするし耳も聞こえなくなる。
どちらかというと目が見える方がありがたいのだが、ヘレン・ケラーの話は意外であった。
確かに「聞き分けの良い子」というから物を考える時は聴力が大事なんだと思う。
聞く力を自慢していた人もいるが大部分が耳を素通りしていたということか。
我が家の愛犬(メギー)は、若いころに敏感だった聴力の衰えは私以上だ。
薬を3種類くらい飲んでいるが何とか元気だ。(16歳5か月)
私と同じようにグルコサミンを飲んでいるのが何やらおかしい。
暑い時はタイルの方が気持ち良いらしい。
江碧(みどり)にして 鳥いよいよ白く
山青くして花然(も)えんと欲す
盛唐の詩人杜甫は50歳前後の5年間、蜀の劉備が都をおいた成都で暮らした。
成都は標高500メートル、年平均気温17度、快適な気候に恵まれた豊かな土地。
インパチェンス
この花は木漏れ日の中で映える。
今春看すみす 又過ぐ
何れの日か 是れ帰年ならん
今年の春も、みるみるうちに過ぎ去ろうとしている。
ああ、ふるさとへ帰れるのはいつの日か。
役人としては恵まれなかったが李白と並んで中国最高の詩人といわれている。
自然に素直に向き合い正義感・人間愛にあふれる作品が多い。
このところカタカナ外来語が激増している。なぜ日本語で言わぬのだと腹立たしいが時代の流れとあきらめている。
しかし確実に日本人の日本語力は低下してきている。
敢えて漢詩を詠むのもささやかな抵抗です。
薔薇(ポール・ボキューズ)
フランス料理界の第1人者の名にちなむ。
品のある優雅なバラ。今年は花付きが良い。
薔薇(ラブアンドピース)
ゆり
この数年余りきれいに咲かない。虫に食われてボロボロになる。
今年はまずまず。