岸田首相の政務秘書官を務める岸田翔太郎氏が昨年末に首相公邸で親族と忘年会を開いたという。
さらに、内閣組閣の時に記念撮影をする場所で親族で集合写真を撮ったようだ。
政務秘書官というのは、極めて重たい役目を担う。
首相と一心同体の気働きや動きをしなければならない。
ところが就任以来の一連の行動を見ていると、そんな気配はみじんも見られない。
成人式にバカ騒ぎする連中と変わるところがない。
岸田首相は翔太郎政務秘書官を更迭すべきである。
もしこのまま見逃すのであれば「首相としての倫理観」が問われる。
本人が、「首相の息子だから何でも許される」と勘違いしているとすれば今後の道を誤る。
「公私混同はわきまえなければならない」、というのは指導者にとって絶対の条件である。
ところがこの国は第二次安倍政権以降、このような行いに目をつむって来た。
マスコミやネットで騒がれても、頭を下げていればみな忘れると思っているならば痛いしっぺ返しを食らうだろう。
節義廉恥を失いて、国を維持するの道決して有らず。 西郷南洲
国を守るのは道徳であり、節操や道義を守り、恥を知る心が大切だ。